日々、美しくあれ〜一日一萌〜
地球が月を照らす夜 - 2002年10月15日(火)
ホテルの最上階から夜の街を見下ろすと無数の明かりが宇宙に浮かぶ星を連想させる。
そこから目線を上げていくと虚空にぽっかりと丸い青い星が佇んでるのが見える。
綺麗な宝石のような星。
かつて自分の祖先があそこに住んでいたとは思えない。
「またオマエはアースにとりつかれてんのか?」
笑いを含んだ声が後から掛かった。
「だって、やっと満ちたんだよ?」
振り向きながらそう答える。
「それに・・」
「地球は人の心を狂わせる、だろ?」
「うん」
「地球じゃなく俺に狂ってくれよ」
「もうとっくに狂ってるよ」
今日も地球が綺麗だ。
-2002.11.04.up-
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