『偏愛的猫生活』☆muux

◇登場人(猫)物◇=01年6月頃生の純日本猫♀、竹藪に捨てられていた。
ザジ=02年11月頃生 03年1月21日から同居。Mixアヘ〜猫♂9.2kg
ATU/ダンナ=絵描きになりたかった地質調査技師。ウドンは柔らか目。四国・松山出身
わたし=実は雑踏が大好き。道玄坂の奥がふる里 →<about me>

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猫の機微 2003年04月23日(水)

きのうも夜、麦ザジに餌をやっていた。

いつものことなんだけど、
落ち着き無いザジが、
自分が食べているにもかかわらず、
麦の分にまで、顔突っ込んで食べようとする。

これされると麦は、遠慮なのかイヤでなのか、
プイと食べるのをやめてしまう。
このところ、この繰り返し。。。
ただでさえ、食べない方なのでホトホト困っていた。
ホントは部屋を別にするのがいいのだけど、
つい面倒で、少し離して同じところで食べさせていた。

あんまり、しつこいのでパンッと手で遮って、
自分のを食べなさい!と強く叱った。
そして、やっぱり北側の部屋に餌と一緒に麦を避難させた。

ザジは、案外あんまりめげない。
他の時は驚いてばかりいるのに、
食べてる時は平気みたい。。。?
麦の方がだいぶ怯えていた。
なにか、いつもと違うと、すぐショック受ける。


一応、ザジが落ち着いたので、麦の様子を見に行った。

北側の部屋は、以前はATUが版画やったりする部屋だった。
でも、最近は何もやらないので、物置状態になっている。
いろいろなものが詰め込んである。
でかくて使いにくいので、厄介者になっているスピーカーも
ドアの脇にある。
重くて奥まで運べずに、この位置に不時着している。


ドア開けたら、そのスピーカーの上に乗っていて
外の様子を窺っていたみたいだった。

また脅かしてもいけないと思い。
下の方から「む〜ぎ、脅かしてごめんねー」と言いながら近づいた。
てっきり怯えまくっていると思っていたら
麦は、「グルグルグル〜〜ン」といって、
逆にわたしのおでこを舐めて、シッカリ顔を覗き込んできた。

ふーーーん、ということは
わたしが怒ったことを、タダ恐がってた訳じゃないんだ。

自分の為に、ザジを叱っていた、
というのを理解してくれていたのかな?と思えた。


ザジは天真爛漫で、少しくらい叱っても怒っても
抱っこして、話しかければウットリ甘えてきてくれる。
それでも、強く叱った後で思うのは、
やっぱり猫に厳しくする必要って無いな、ということだ。

穏やかに躾ていても猫は、こっちの言っていること
何れは理解するようになるように思える。

麦もさじのこと厭がってる割には
ザジから「猫」を学んでいて。
一人だった時よりも、ずっと理解力付いてきていて面白い。

最近は、自然とゴロゴロいえるようになってきているし、、


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猫への虐待、許しませんよ!


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