みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2003年10月31日(金) わたくしたちのみちゆき1

目覚ましは3時にかけた。
どうにもこうにも起きられず,体全体が激痛。
4時まで寝てみた。
まだだめだ。つらいものがある。
5時にやっと起きられた。
がさがさと荷造りをし,商品をとりまとめ。
6時前には出発することができた。

明け方の道はとても空いている。
夜が明けていくのを見ながら,走った。
赤い空だね。
「君の出発にふさわしい青空」と,その昔,書いたなあ。

実家が近づくにつれ,8時ごろから道が混みはじめる。
これは通勤ラッシュというものですな。
間に合わないよー間に合わないよーと半泣きになりながら疾走する。
でもなんとか9時には間に合ったのだ。えっへん。

家は妹の出立でしっちゃかめっちゃかな状態だったよ…。
自分が持ってきた贈り物は,なんとか荷物にもぐりこませることに成功。
絵の具をあげるからね,絵を,描いてね。

大急ぎで,パパンとママンとスナヲ,僕,末妹で出発。
平日なのでね,勤務や学校がある兄弟たちはこられなかったの。
ちゃんと抱きしめたらしいから,いいよね。
車の中でずうっと,スナヲと馬鹿話をしていた。
あんなことしたよね。
こんなことあったよね。
二人でいろんな馬鹿なこといっぱいやったね。
二人でたくさん楽しいことやったね。
いっぱい。
いっぱい。
どんなに遠くいても,僕たちは一緒なんだってこと。
もう会えないなんてことに負けたりしないんだ,よ。
僕たちはそれぞれだけどそれなりにつながっているんだ。
知っているから,大丈夫。

しっかし東京は暑いなあ!
この気候でダウンコートとか売れるってのがよくわからん。
大きな道路沿い,出版社のビルが乱立しているのを見るのは楽しかった。

妹が入会する修道会は,赤坂にあるのだ。
赤坂っちゅーのは恐ろしい土地だな!
なんだってあんなせまっこい,坂が急なとこに高級物件が並んでおるんだ。
なんであんな路地に高級外車を路上駐車しやがるんだ!
ともあれ,そうした高級住宅街やら高級料亭やらの一角にいきなり森があり。
その中心に修道会がありましたよ。
ああこの子を置いていくのが,木のあるところでよかった。

そこで院長やら志願者指導員のシスターやらとお話をし。
ついでに,用意してくれたので家族で晩餐を囲み。
泊まる予定の別の修道会には布団がないという話を聞いているという話をしたら,
気を使って布団を一組貸してくれた。
もういい加減,夜になってきていたので。
もう部屋に荷物を入れた妹を一人修道会に置いて,家族は宿泊地へ向かうのでした。

宿泊するのは今度は六本木の修道会。
(違う修道会なのだよ)
六本木というところも面白いね。
大使館がたくさんあるあたりなので,外国人がいっぱいいた。
んでもって,丁度ハロウィンだったので,仮装をした子らが歩いていて愛らしかった。
両親は神父様と別件での用事があったので,末妹と一緒に布団を敷いて。
プレイルームはじゅうたん敷きだったのでそこに布団を敷かせてもらったのだ。
すごいね,東京で宿泊料無料だよ!
泊まったのは清貧の思想の修道会なので,よいことでございましょう。

と,もう僕はここ数日ずーっと半徹状態だったので。
布団に入るなり爆睡してしまったのでした。
ぐーこぐーこ。



妹がこの日記を読むことはあるんだろうか。なあ。
以前にいっとき研修で行ってたときはネット環境に触れることもできたようなのだけど。
もう無理なのかなあ。
ふみふみ。


 <なんだっけ?  まとめて  そんでどう?>


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