みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2003年11月02日(日) わたくしたちのみちゆき3

ほさな




きょういきていくのは おまえかい
きょういきていくの は おまえかい

わたくしたちのてのひらを
こえて たね は
たかいところ たとえばつむじ
てんの いとたかき
きこえているのだろうとおもう

きょういきていくのは おまえかい
きょういきていくの は おまえかい

せなかの いっぽん
すうい と
すい と
のびていく
そのあざやかな びじょん
わたくしたちはてのひらを
かさね 
かさね
とおくのこっていく こえ を
きいていこうとおもう

きょういきていくのは おまえかい
きょういきていくの は

てんからくる
てんからくる
たとえばつむじ
のびて たね は
ああ
あざやかな

いきていくことを おもう





「それでも世界はうつくしい」と言っていい人間はそんなに多くはないのだ。
とりあえず自分を恥じるところから。
ともあれ。
床に寝袋を開いて敷いただけの上で寝ていたのがまずかったのだろうけど。
7時前にはなんだか,みんな揃って起きてしまった。
しょうがなくもそもそと起きて,昨日に修道院から貰ったパンを食べる。
よくよく噛んでいただくタイプのパンが,僕はわりかし好きですよ。

んで五連を置いて,パパンママン僕末妹で再出発です。
でもBGMがないの。
僕んちはドライブ中はひたすら歌い続けるという特性をもっているのだけど。
車のオーディオが壊れていて,CDはおろかラジオも入らない。
行きはスナヲのポータブルCDプレイヤにポータブルのスピーカをつないだのだけど。
でもスナヲがもってっちゃったので,音源がない!
しょうがなく歌おうにも,メンバがメンバなので,BGMなしの共通の歌があんまりない。
何か運転手もかませたことを行わないと,居眠り運転してしまう。

というところで繰り広げられたのが,仁義なきしりとり合戦!

しりとりつってもただのしりとりではないぞ。
我が家のしりとりその1は,「二文字しりとり」である。
単語の末尾の二文字を,次の単語の始め二文字にすえるというものだが。
すると当然,「アナウンス」→「ンス」などという,
つなげようのない二文字が送られることも多いわけ,で。
その場合の必殺ルールとして設けられているのが。
「その場の人間が聞き取れて納得できればオッケールール」である。
「ンス」→「んすざん(有珠山)」とか。
「ンボ」→「んぼころり(イボコロリ)」とか。
「ボル」→「ボルァンティア(ボランティア)」とか。
文字にしてしまうと間抜けなことこの上ないが。
勢いと気合と迫力で押し切るのがポイントです。
はいはいはーい。
「ウヌァギ(鰻)」とか押し切ってたのは僕です。
なので,このしりとり基本的にエンドレスです。
最後が「ん」になろうが関係ないので,飽きるまで続ける。

…しりとり最長記録を更新したことは間違いないだろう…。
は,八時間半って。
まじ。
四人とも一睡もせずに駆け抜けましたとも。
(途中,パパンが助手席で少し仮眠したけれども)
八時間半飽きもせず,ずーーーーーーっとしりとり。
平和な一家だ!

ちなみに我が家のしりとりその2は「二文字目しりとり」である。
単語の最後の一文字を,次の単語の二文字目にすえるのである。
「いき(息)」→「あき(秋)」→「うき(浮き)」→「あき(空き」
というように二文字対決になることが多い。
二文字しりとりは勢い勝負だけれど,二文字目しりとりは語彙力勝負です。
長い単語で同じ文字を返せるとプロ。
「ン」→「ケンタッキーフライドチキン」→「ン」というように。
やっぱり「ん」で終わっても勝負は終わらないので,飽きるまで続きます。

んで妹が入った修道会の,地元の修道院に挨拶を,し。
実家になんとか帰りつき。
あとはもう…へろへろなわけで。
入会式の様子のビデオをみんなで見ている横で,僕はぐーすか寝てました。

空いた,スナヲのベッドで眠った。


 <なんだっけ?  まとめて  そんでどう?>


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