みやにっき
詩人を名乗ることにした。

2004年03月03日(水) しばらく喪に服します

ネジが死んだ。

6月28日に我が家に来ているので,だいたい1歳8ヶ月か。
昨日あたりから動きが鈍くなり気にはなっていたのだが,
餌は変わらず食べていたので大丈夫だろうと思っていた。
先日の擬似冬眠からは完全に復活し,目の炎症も治ったところだった。
ペットヒーターは入れていたが,今日は特別に寒く,
室温が下がりすぎたことも要因としてあるのだろうか。
(ジャンガリアンの場合「冬眠=死」なので,こないだ助かったのは奇跡)
餌が食べかけで口の周りについていたあたり,何だかほほえましくもあった。
どうも苦しまずに眠ったようなので,それだけが救いだ。
よく懐き,手に乗りたがる子だった。
外を歩きたがって脱走を図ってばかりいる子だった。
回し車が好きで好きで,すごい音を立てて激しく回る子だった。
みかんが好き,りんごが好き,にんじんが好き,ひまわりが好き。
ペレットはあんまり好きじゃない。
少し太った時もあった。
ぜんぜん食べなくなってやせ細ってしまった時もあった。
どれも強運と根性とで乗り越えてきたのに,ね。
ほんのちょっと黒毛が散るホワイトパール,背中にグレーの一本線。
ちょっぴり丸顔,ちょっぴりつぶら目,丸い鼻の君が。
僕はとてもとても好きだったよ。
ごめんね。
一日でも長く生かしてあげられたらよかったのだけど。
ごめんね。
少しは,しあわせだった?
ごめんね。
ごめんね。
ごめんね。
毎日僕のおはようといってきますとやあげんき?とあーそーぼとただいまあとごはんたべようねとおやすみとたくさんたくさんのあいさつを受け止めてくれてありがとう。
ありがとうぼくのかぞく。
ありがとうぼくのかぞく。
おやすみ。
おやすみ。
生きていた時はにごにご動くからあんなに存在感があったのにね。
つめたい君はこんなにも,軽い。
いっぱい泣いたから,僕もきっと,ほんのちょっと軽くなっている。
おやすみぼくのかぞく。
おやすみぼくのかぞく。

おやすみ。



以下日記。
寝坊してばたばた。
とても寒い一日だった。
(朝はねじもちゃんとおはようをしてくれたよ)
担当の子の調子が悪いが,なんとか一日もたせることに成功。
ひなまつり集会をした。
給食ではまぐりのおすいものが出て,大好物なので嬉しい。
自分の実家にもおひなさまがあるのだが,常に小さい子が家にいたので,
あまりおおっぴらにお祝いをした記憶がない。
おっとりした顔のおひなさまだったような。
放課後は学級会計のシメ作業やら,諸表簿整理やら。
あー通信表かかなくちゃな。
仕事のリスト作って整理しなくちゃなあと思う。
リスト作って青くなりそうな予感がしてならないが。

財布を家に忘れてきて食事を買って帰れなかった。
しょうがないので一度家に帰って,と,思った。
んで冒頭にあるとおり,ねじが冷たくなっているのを発見。
泣いたり泣き止んだりまた泣いたりして現在に至る。
しばらくずっと抱いていてみた。
その後で,薬用のせっけんで手を洗った。
にんげんでいざるをえない僕,は。
僕は君に名前をつけた。
僕は君の死にも,名前を,つけられるのだろうか。

明日の朝イチでお墓作ります。


 <なんだっけ?  まとめて  そんでどう?>


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