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今年になって、公立校の週休二日制度が試みられているわけですが、こういった学校の制度というのは、当然の事ながら、毎日練習が必要なピアノのようなものには、大きな影響があります。 先週末に、秋の勉強会を開き、子供達の演奏を聴きながら、その影響について、改めて考えました。
現在私の教室には、5つの小学校と2つの中学校に通っている子供達が来ているのですが、その全員に共通するのが、平日が忙しく、休日が多い為、生活にリズムを感じにくいように見える…という事です。 それも、二学期に入ってからは3連休が度々あったため、尚更極端になっているのかも知れません。 そういう中で、自分で時間を作って練習を毎日するのは、大人でも意志をしっかり持たなくては、難しいように思います。 いつもの勉強会では、1〜2名、当日に間に合わないかも知れない…という生徒さんが出てくる程度だったのが、今回の秋の勉強会の準備では、ギリギリまで暗譜ができていなかったり、ようやく暗譜して弾いているだけの子供が何人も出てしまいました。 当日の出来はそれなりの生徒が多かったので、ギリギリになってから何とかしたのかも知れませんが、そういう事が度々では、人前での演奏が負担に思えてしまう心配があります。 やはり、次回からは、何かしらの対策を考えなくてはいけないな…と思いました。
週休二日制については、賛否両論ありますが、子供達にも親御さんにも心理的負担をかけないように、まずは実態を良く調べる必要があるようです。
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