帝王切開体験記<前編>
 10日の検診で急遽決まった帝王切開。生まれてこの方盲腸の手術すら経験の無いオレ。体に刃物入れたのは中学の時、リンパ腺を切開したくらい。
 んーっ、手術ってどんなんだ? と経験者の実母に聞いても「お産は病気じゃない」の一点張りでお話になりません。彼女は子宮筋腫による子宮卵巣全摘手術経験者なんだけど・・・ そうこうしているうちに時間となりいざ病院へ出陣。
 午前11時、病院へ着くとまず病室へ案内されました。これがなんと和室。本当はここは分娩までの準備室? なんだけど急に決まったので部屋が無かった為だとか。とにかく手術室のまん前のお部屋でした。部屋に落ち着くと、「お土産を買う」とマイ両親ハリキッテお出かけになる。手術は午後四時開始予定なので、それまでに戻ればいいね、ということなんだけど。実の親ってあっさりしたもんだね。
 それから渡された手術服に着替え(中身はおパンツいっちょ)、出産直前のせり出た腹の写真を撮り、続いてでん子の生まれる日の旦那の写真を撮影。それから診察室へ行き、ぐるぐるでん子の最終確認。予想通りの逆子で「じゃ、予定通り手術しましょう」と宣言される。不思議と心穏やかなオレ。緊張もしてないし手術に対する恐怖も無い。これは先生とスタッフに全面的に信頼を寄せているせいかな? とにかく平常心で手術室へ。まず血管が出にくい体質なので(血管が出ないとカルテに書かれていた)しっかり血管確保され点滴開始。これは前夜(午後10時以降)から飲食禁止だったので体液補給用の点滴らしい。それからおパンツを脱いで、丁寧に丁寧に、パイパンにされたオレ。いやぁ、恥ずかしいっすね。それから点滴ぶら下げたまま部屋に戻ると、旦那のお父さんが到着してました。
 午後四時、お呼びがかかり、おパンツ脱いで点滴下げて手術室へ。「行って来まぁ〜す」の声に親父が「お、いってらっしゃい」と声援を送ってくれた。
後編へつづく・・・


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 お産て、いろんな意味で凄いね。とりあえず、マッパだろうがパイパンにされようが、どーでもいいって気持ちになるもん。手術後なんぞ「好きにしてくれ」って感じで、おまた広げてお世話になってました。いやぁ、産科の看護婦さんて大変だぁ。赤ちゃんのケアからお母さんのケアまで何でもこなすんだね。尊敬してしまいます。ビバ! 産科の看護婦さん。←産科だけに「看護士」って言葉に抵抗感じてしまふ。やっぱ産科は看護婦さんでしょ。


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押してもらえると小躍りして泣いて喜ぶッス

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2003年06月27日(金)

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