森岡万貴 徒然記 (黒いブログ)
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| 2002年07月14日(日) |
徒然なるN.Y.紀行(10) 天使のミロンガ |
帰国の朝。 結局、1睡もせずにむかえました。もう夢遊病者みたいな気分。
荷物をまとめて、ホテルの目の前にあるスターバックスで、カフェラテとブルーベリー入りのベーグルを食べる。これがまた、硬くって! 歯が疲れたので、持って帰ることにしました。
10日前に、J.F.ケネディ空港からリムジンバスに乗ってホテルに向かっていたときは、マンハッタンは何だかハリボテみたいに見えた。作り物のテーマパークみたいな。 今、同じ道を走っているとは思えない。 中身の詰まった現実的な風景が流れていく。たった10日、居ただけなのに、宝石みたいな貴重な経験をすることが出来ました。
ニューヨークの旅で、一番心に残ったのは、やっぱり一昨日の大失敗です。 あれは、もう、一生やらない(事を祈る。。。)ぞ。
ところで森岡万貴、空港の手荷物検査で眉毛カッターを没収されました。 そうだった、、スーツケースの中に入れておかなきゃいけないんだった。すっかり忘れてた。 俳優S氏は爪切りを、H氏は鼻毛切りを没収されていました。問答無用です。 (戻ってこないんですよー。)
機内に乗り込み席に着くと、実に様々な人種の人々。ニューヨークなんだなぁ、としみじみ感じる瞬間です。 お隣2列は東南アジア系の大ファミリーが埋めていました。おじいちゃんに抱っこされたつぶらな瞳の赤ちゃんが、極上可愛くて可愛くて、、、!森岡万貴はもう釘付けでした。 あんまり可愛いんで、静かに観賞していられなくなり、思わず、
万 「天使みたいですね。」と(勿論英語で)言うと、 婆 「ありがとう。あんたも子供、いるんかね?」と(勿論多分英語で)おばあちゃま。 万 「・・・いえ、まずつくる相手がいまへんがな。」 婆 「HAHAHAHAHAHA!」
和やかな機内の一コマ。
ノースウェスト航空NW18便。14:50定刻で、ニューヨークの空へ舞い上がりました。 成田まで、13時間40分のフライトです。 離陸して程なく、森岡万貴は指先から溶解を始め、10分後には完全に液体に変身していました。
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