森岡万貴 徒然記 (黒いブログ)
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| 2002年09月04日(水) |
徒然なるワシントンDC紀行(9) 1億2450万の瞳 |
・・・ 8月30日(金) イカタイム ・・・
訪れたのは、国立自然史博物館 www.mnh.si.edu スミソニアンでも最も古い博物館です。
テーマはすごいですよ、ずばり、
地球! おぉー。
地球が誕生してから46億年間の自然界に存在するすべてを網羅する、 そのコレクション数、なんと
1億2450万点!!
しかも毎年75万点ずつ増え続けているって言うからさぁ大変! 恐竜の化石、ゴキブリ、イグアナ、ダイヤモンド、猿人類からエンジン類まで(軽く笑う1)、、、、、、、
ぜっ、ぜんぶ見れるかーーーーーーぃッ!
時間がいくらあっても回れんっ。
と言うことで、共鳴して吸い寄せられた物以外には極力視線を合わせないように(博物館に来て、こんなんでいいのか私!?)して、さっさとクールに展示品の宇宙を彷徨って、さまよって、さ迷って、、、
さぁ迷って!!
んもぅ、どこを歩いてんのかさっぱり分かんなくなって、ある部屋に迷い込んだその時。
すんごい自己主張している物体がいる。
「俺俺、オレだよ。」 黒く(どすグロく)深い(よどんだ)瞳。
あんただれ?
白い、のぺーーーーーーーっとした巨大な物体が、水槽にでーーーーんと入ってこっちを見ている(ように思えた)(いちおう死んでます)。 その印象的な瞳に、いや、吸盤に、文字通り吸い寄せられた、その物体は。
巨大イカ
い、、いか?
あんた、でかすぎ八島線(軽く笑う2)、いや、でかすぎやしません!?
シカゴ・オヘアの神様がまた暇で、冗談で作ったとしか思えないこのデカさ。
イカソーメンにしたら1年分はあるアルよ、コレ。 「BENIHANA」のトシちゃんでも期間内に炒めきれまい。
しっかし、ブヨブヨしてて生で食べたら見るからにまずそ〜〜〜だなコリャ。 こんなに食べたくないイカは初めて見た。
海を泳いでいて、もしコレに遭遇したら、、、
(想像中)
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおこわ ゾクゾク・・・
こっちが食う前に、食われるか。
これが2匹いたりなんかした日にゃあもう、
「きょうだいイカ!!」 (軽く笑う3)(ハイ、もうやめます)
このあと私、国立自然史博物館の素晴らしい展示品の数々をいっぱいいっぱい見たと思うんですが、悲しいことに全然覚えていない。
ヤツの、 「俺俺、オレを見てくれよ、ここだよ。」 と語る瞳の主張が強すぎて、私の中の印象としてもう、
国立自然史博物館=巨大イカ
すごすぎる。 だって1億2450万点の地球の歴史を、1匹で喰ってるんですよ! 億千万の胸騒ぎの、ヒロミ☆んGo〜もビックリでしょう。
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