青春の思ひで。
DiaryINDEX|past|will
前略プロフィール
|ゲストブック
|永久少女天然色夢絵巻
|kitchen & closet
|MAIL
2004年10月07日(木) |
リング。(思考の)らせん。(思考の)うずまき。 |
覚醒したのは14時半でした……(もう、人間としてどうだろう、あたし)。
覚醒したのは、○イから電話がかかってきて。 磨きに出していたリングが、戻ってきた、とのこと。 ……取りに行く時間あるかなぁ。 おにいちゃんからもらったリングだけど、今までも薬指につけてたわけじゃないし、これまでどおりどちらかの中指につけるんだろうなぁ。
マ○に「別れた、っても相変わらず束縛してんじゃん」と言われて(随分前だけど)ちょっとへこみ気味。 やっぱ、そうだよねぇ。
起きて、まず昨日つけおき洗いで放置していたスニーカーを洗って。 春から数年振りにスニーカーを履いたりしています。自発的に履くのは中学振り? L'est Roseの薔薇柄のスニーカーが春に出たのでそれを買って。 カジュアルなファッションはあまり好きじゃないけれど、それでもジーンズはよく履くし、スニーカーが可愛いので、そこそこ可愛い服とも合うので重宝してたんだけど。 だからこそ、もう結構汚れが目立ってきたので、靴のつけおき洗いの洗剤とブラシを買ってみたんだけど。 ぬるま湯に洗剤溶かしてから気付いてしまったこと。 「金属部分がある靴には使用しないで下さい」 ……スニーカーの紐を通す穴のところが金属で補強されてました。。。 ので、愛用スニーカーを洗うのをやめて、高校のとき体育で使っていたスニーカーを引っ張り出してきて、それをつけました。 買ってから一度も洗ったことがなかったので汚れ放題。 スパイク部分、というかラバーっぽい部分はごしごししたらそれなりにきれいになったけど、布の部分はあまりきれいになりませんでした。
その後、パスタゆでて、キムチのパスタソースかけて食べて、それから勉強。
今日も今日とてこの本を2章分。 今日で8章まで読み終えて、残り2章。 明日には読破したいです。てゆーかしなきゃ。 今日はフェミニズムやジェンダーや都市化の話。
フェミニズムとジェンダーの部分は読んでいてつらかった。 フェミニズムの考え方でいくと「男性中心主義」の学問を批判しなければならない。それは社会学もまた然り。 「男性中心主義」の思想で築かれてきた社会学そのものの存在を根底から揺るがしかねない批判。 確かにこれまでの社会学が研究する「社会的行為者としての人間」は「男性」に限定されてきたのは間違いないんだろうけど、だからといってこれまでの研究成果を無にはできない。できないけど、フェミニズム観点から見ると批判対象。 なんかぐるぐるするし。 フェミニズムから見ると社会学のこれまでの方法にはAという問題があり、Aという問題がまたフェミニズムにとってBという問題をもたらす、みたいな書き方がされていて、ぐるぐるぐるぐる。
中学までのあたしなら、ジェンダー学とか女性学とか積極的に学んだのだろうけど、今は、ちょっともう無理だなぁ。
「女性の社会的地位が低い」それは間違いないし、女性も男性と同じ社会的平等が与えられるべきだというのは理想ではあるのだけれど。 でも、実のところ世の中って働きたい女性ばかりじゃないんだよね。敢えて専業主婦になることを望む女性もいる。 それは女性の自己決定権に幅を持たせるためには、否定してはいけない価値観ではあると思うのだけれど、そういう価値観が女性の社会進出を妨げているという批判もあり。だいたい、そういう価値観を持つこと自体、社会での女性の地位が低いことが当然である風潮によって育てられたからだという批判もあり。 それは、確かにそうかもしれないけれど、自己決定の多様性を認めるなら専業主婦になりたい女性もまた認めなきゃならないんじゃないだろうか。 そして、結局どう足掻いても子どもを産むのは女性であって。 育児に、男性も参加しなければならない、という風潮は随分広まってきたけれど、「出産」と「母乳による授乳」は女性にしかできない。 そうなると、出産と育児のために、働く女性だってどうしても休暇をとらなきゃいけないわけだし。しかし、それは企業にとっては不利なことだし。 例えば、結婚して、それで夫か妻のどちらかが遠方での勤務を命じられたら。 家族はひとところで生活を共にすることが不可能になって、それを回避するためにはどちらかが仕事を辞めなければならない。 そのとき、先々の経済的損失の少なさを考えれば、女性が仕事を辞めるパターンの方が多いだろう。 男女同権を叫ぶなら、家族が同じ場所で暮らすことを諦めなければならない。 日本の企業社会はそういうふうにできていると思う。 そういうふうにできているからこそ、女性の社会進出が果たされにくいんかないだろうか。 ……みたいなことを就活しているときにぼそっと親に言ったら「甘すぎ。男性と同じに認められていなら、そんなことくらい受け入れなきゃいけない」みたいに言われた。 ……でも、好きなひとと、それも結婚したひとと、そして子どもと同じところで暮らしたいって思ってしまうじゃん! ……だから佐々木(大魔人)も日本に帰ってきたのか。がっくり。
ふと、思い出したのだが。 ここ6年くらいのあたししか知らないひとには信じられないかもしれないが、かの昔、あたしはスカートが嫌いな女の子であった。 お洋服で好きな色はブルー系統。ブルーのシャツやブルーのジャケットばかり持っていた。ピンクや赤だの自分で選んだりはしなかった。 更にさかのぼって、記憶が一番古い時代。幼稚園児の頃。 幼馴染のAちゃんと話していたとき「好きな色は何か?」という話題になって、あたしは自分の答えを覚えていないのだけれど、おそらく赤かピンクだと言ったと思う。 で、Aちゃんは「緑が好き」って言った。あたしは、「えー。女の子なのに緑が好きなんておかしいよー」と言った。これははっきり覚えている。 そうするとAちゃんに「おかしくないよ。緑はきれいな色だもん」と言われた覚えがある。 今から考えると幼稚園児のあたしには「女らしさイデオロギー」がしっかり教育されていた。 思春期に入り、女性性に疑いや(社会的な)絶望を持ち、「らしさ」に反発するが如くスカートを避け、赤やピンクと言った色を避け、同級生の男の子が持っていたブルーのジャケットに憧れたりした。 高校生になって、自分が女であることに観念し、認め、受け入れられるようになってから、あたしは自分でスカートを選び、ガーリーなお洋服に目覚め、ピンクを好むようになった。許すようになった、という表現の方がしっくり来る。 「らしさ」→アンチ「らしさ」→「らしさ」の道を歩んでいるらしい。 今でこそあたしの周囲はピンクで溢れている。それはあたしがジェンダーに影響されているわけでなく、あたし自身の好みだと思っているけれど、でも、あたしが男としてこの現代日本に生まれてきたらピンクを好んでいたかどうかは疑わしいな。
都市化の部分を読んでると今日もまた「コミュニティ」が登場。 昨日、一昨日と疑問に感じていた「コミュニティ」のマッキーヴァーによる定義。 やはり都市化という現代現象の中で「コミュニティ」の概念は変容しているらしいことを確信した。よかった。すっきり。 どうでもいいけど「東京分割図」によるとあたしの居住地は何になるんだろう?北の方の隣は「第三山の手」で、西の方の隣は「多摩新下町」で、南西の方角は「第四山の手」……山の手に入り損ねているけれど、下町でもないらしい。
昨日から読み始めた本も予定通り、2つの項+コラム1つ読むことができた。 それにしても毎日毎日どこかでレ ヴ ィ = ス ト ロ ー スの名前が出てくる。 このひとは人類学者のはずだけれど、社会学にとって非常に大きな存在らしい。 うぅ。
そして、更に今日からもう1冊増やしてみた。 この本。 本文約650ページ+補足約50ページの合計706ページ。 いわゆる本の角で人が殺せる厚さです。 税抜き3600円。 あたしの所有する本の中で1番分厚く(辞書よりも分厚いんですけど)、1番高価なキングオブブック。 これも今読むべき本じゃないよなぁ。 もっと時間をかけてじっくり読むべき本だと思うけど。 とりあえず1日1章ずつ。 全21章なので、受験までには読破できない計算だけど、これは受験勉強のうちには入れまい。
読む本の種類を無尽蔵に増やしていくよりか、1冊の本を集中して読み進んで、読み終えてから新しい本に手を出した方がいいのかもしれないけど。 同じ本をずっと読んでいると集中力が続かなくなるのよね。
それにしても、706ページで3600円て実はかなり安いんだろうな。 昨日買った本は、200ページそこそこで3400円もしたし。鬱。
これらとは全く別に先生の本を少しだけ読んだ。 感動した。というか衝撃を受けた。 先生に初めて会った1年半前に受けた、鮮やかな衝撃を再び感じた。 先生が、自身の研究について語ったあの日のあの時間の、あの感覚。 あたしの求めるものが、ここにある、という感覚。 やっぱり先生しかいない、と改めて思った。 先生の許でもっともっと学びたい。 だから、後二週間。頑張らなきゃ。
今日もほぼ予定通りに勉強できました。 予定外だったのは英語の勉強ができなかったこと。 単語くらい覚えようかと思って単語カードをめくったけれど、さっぱり覚えられなかった。 何でだろ。覚える単語が名詞から動詞になった所為かな。名詞は何故か覚えやすいイメージ。
あと、真夜中におにいちゃんにデザァトに誘われ、のこのこついていってしまったこと。 今日は2食食べたくせに、家から一歩も出てないくせに、やたらお腹が空いて、「ちゃんと脳を動かしてるからかしらん♪」とか思っていたけれど。 無性に甘いものが食べたかったのでのこのこ(以下略)。
なんかさも勉強しているかのようだけれど、まだまだ努力が足りないと思う。 時間だけはかけるようになったけれど、読んだ本の内容を全部なんてとても理解できていないし。 おぼろげに理解したつもりになっていても、文章で説明しろと言われたら結構無理。試験ではそれが求められるのに。 それ以前に本気になるのが遅すぎ。 追い詰められた窮鼠猫を噛む力で乗り切るしかないけれど、もうここまで来たら。
そういえば今日はすごく背中が痛くて、集中力も遮られるほど、痛かったのだけど、夕食食べたらだいぶ緩和しました。何故? これから寒くなっていくし、もっと痛くなるんだろうなぁ。憂鬱。 うちのベッドのマットレスがよくないことはわかりきっているので、お金ないけど、低反発のマットカバーを買いたくて買いたくて仕方ない。 あまりひどかったら、整体か低反発か考えよう。うん。それくらいはしてもいいよね。
現在時刻午前7時15分。 どうか今日こそ正午には起きれますように。
|