酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年01月29日(日) 『グイン・サーガ』71〜75

 リンダは双子の弟であり、パロの王であるレムスと対面し、レムスが邪悪なものに乗っ取られていることに気づき、幽閉されてしまう。ナリスはレムスに反乱を起こす。そしてヴァレリウスはグラチウスと手を組み大導師アグリッパと出会う! ヴァレリウス不在のナリスを補佐するのは、かつてイシュトヴァーンが大切に扱ったヨナのだった・・・

 うーん、すごい、すごすぎる。70巻まで怒涛の展開に驚かされ、75巻までで織り成されてきた人間模様の美しさに驚かされています。ただひたすらに「すごい」としか言えないのだもの。馬鹿みたいに。長い時をかけて語られてきた人物がここでこういうふうなキィマンとして登場してくるのネェと。いやはやそりゃ何十年もかかるって。当然の事ですv
 ここまで来てしまうと本当の骨格がわかってしまって、ナリス様とグインとイシュトヴァーンの3人の望むと望まざるとに関わらない国盗りがあって、そしてそれを凌駕する大きな宇宙規模な世界があって・・・。グインはおそらく超越するもので、ナリス様はそれに気づき憧れている。悲しいことにイシュトヴァーンが一番愚かな人間代表なのかもしれません。それに気づいたからイシュトヴァーンを愛しいと哀れと感じてしまう。ああ、栗本薫って残酷だよ・・・。

『グイン・サーガ71 嵐のルノリア』
『グイン・サーガ72 パロの苦悶』
『グイン・サーガ73 地上最大の魔道師』
『グイン・サーガ74 試練のルノリア』
『グイン・サーガ75 大導師アグリッパ』



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