酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年02月14日(火) 『グイン・サーガ97 ノスフェラスへの道』 栗本薫

 グインを捜索するためにヴァレリウス率いる魔道師部隊の中にマリウスが無理矢理参加。そしてオクタヴィアたちのいるサイロンへやってきた。オクタヴィアやマリニアを捨ててパロへ旅立ったマリウス。彼は彼自身の生き様をオクタヴィアに義父アキレウス陛下に訴え、自分の命である歌を聴いてもらう。その歌を聴いていた耳の不自由なマリニアは、体でマリウスの歌を感じ、不器用な発声で歌を歌おうとするかのように・・・

 グイン・サーガにおける三大困ったちゃんはイシュトヴァーン、シルヴィア、マリウスと私は思っています。イシュトヴァーンはまぁそれはそれと言いますか、それでも魅力的であり、まだまだ発展途上と観察中。シルヴィアちゃんはトンデモナイのだケレドモ・・・うーん何故だか理解できちゃうようになってしまったのですよね。彼女の壊れ方。だから問題はマリウス坊や。彼の場合はなんと言いますか、違う星の住人なのでしょうねぇ。普通の枠に当てはめてはいけないのかな、と今回感じました。それにしてもオクタヴィアの心を想うと可愛そう。あんな凛々しい美しい人は、ダメ男を好きになるものなのかな、ナンテ。オクタヴィアに見る目があったとも無かったとも言える関係でありました。人を好きになるって理屈ではないものねー。

『グイン・サーガ97 ノスフェラスへの道』 2004.10.10. 栗本薫 ハヤカワ文庫



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