酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年02月22日(水) 『グイン・サーガ105 風の騎士』 栗本薫

 《風の騎士》の狙いは、清らかなローラの息子スーティだった。ローラとスーティと《風の騎士》の正体を知ったグインは、混濁した記憶ながらスーティを守る決意をする。幼いスーティが誰の子であろうとも、健やかに愛を感じて育って欲しいと願ったのだ。そしてまた運命の風に吹かれて再びめぐり合った美しい女騎士リギアの助けを借りて、グインは闘う・・・

 《あとがき》で栗本さんも触れてらっしゃいますが、第二世代がぞくぞくと登場です。こうなるとお気に入りだった悪の申し子アモンにも戻ってきて欲しいなぁ。あと似たタイプばかりにしないで信じられないほどに美しいモノを生み出していただきたい。そうあの美しかったナリス様のような・・・(願望)。
 長い物語を読み進めてきて、またもやグインが己を見失って振り出しに近いところに戻らせてしまうナンテ、あくどいぞ!>栗本薫っ と言いながらも、そんな大変な目に遭っているのはグインだけで、他のキャラクターたちはしっかり記憶鮮明だから、前と同じって訳ではない。こうなると作家・栗本薫の心身ともに健康であってくださることを心から祈るばかり。ここまで読んで未完なんてことになったら暴動が起きるわよ。とにかくどんどこ書き進めてくれ、栗本薫っ。あ、栗本薫さまっ!(年長の大御所を呼び捨てにしては大変だ)

 ちなみに私の周りで興味はあれどもソノ長さに手を出せないと考えてる方が数名いらっしゃる。私も最初はそう感じていましたが、読んでしまうと寧ろ逆でしたよ。最初の数冊をクリア(よほど厳しかったらしいx)したら、引き込まれ、馴染み、さくさく読める系なので、忙しい方の合間読書にこそオススメです。例えるならばNHKの朝の連続ドラマみたいなもん。短く毎日って感覚なのー。だから、忙しい貴方の移動読書にこそオススメよー。きっと出勤や帰宅にグインたちに会えることが喜びとなるはずですv 超オススメvv

『グイン・サーガ105 風の騎士』 2005.12.10. 栗本薫 ハヤカワ文庫



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