酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年02月26日(日) 『青山娼館』 小池真理子

 親の愛情を不足して育った奈月は、妊娠を機に男と別れシングルマザーとなった。娘・舞のために必死で働く奈月。しかし、奈月の母に預けて働きに行ったある時、舞は事故死してしまう。愛情を娘に与える事に人生を見出していた奈月は絶望のどん底に落ちていく。そんな時、高校時代の友人・麻木子とバッタリ再会。麻木子は娼婦を生業としていると言う・・・

 うー(困惑)、フィクションとして読むにはトッテモ面白い物語でした。ただどうしても身体を売ると言う行為に拒否反応があるため、そういうやり方で命を再生すると言う感性は理解できないのですね。ことに奈月が出会う麻木子の愛した男との出会いや関係はまったくわからなかったの。私はひたすら単純だからなぁ。どういう流れであれ、友人の愛した男とどうこうってのもわからないのでありました。娼婦としての麻木子の様々な体験談は興味深かったです。性ってものは深いものだなぁ・・・。なかなか強烈に面白い物語でございましたv

『青山娼館』 2006.1.31. 小池真理子 角川書店



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