酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年03月06日(月) 『レンタル・チルドレン』 山田悠介

 息子が死んだ。喪失感から泰史と冬美は立ち直れずにいる。心配した泰史の兄から、P.I.(プレジャー・インビテーション)という子供をレンタルする会社の噂を聞く。ダメ元でP.I.を訪れたふたりは死んだ息子ソックリな子供をリストから発見。迷わずその子をレンタル、そして購入したふたりだったが・・・!?

 なかなか面白かったです。設定も落ちもありがちかもしれませんが、この作家さんは着実に“面白く”描く力を磨かれている感じを受けました。若い世代がこの作家さんによって本の楽しさに目覚め、読書の迷宮へ迷い込んでくれたらいいなぁと思える物語でした。読書のとっかかりは手軽なものでよいのではないかと考えます。これはそう言う意味で読みやすいし、謎だし、適度にホラーだし、なかなかいいんじゃない、と思った次第でありました。

『レンタル・チルドレン』 2006.1.25. 山田悠介 冬幻舎



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