酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年03月07日(火) 『奇談』 行川渉

 里美は7歳の時に神隠しにあったが、その時の記憶がない。考古学を専攻する里美はフィールドワークで自分の故郷の村へ向う。そこは隠れキリシタンの村で奇妙な村八分状態の部落があった。古来よりソノ地域で7歳の子供ばかり神隠しにあうのはいったい何故なのか・・・?

 伝説の諸星大二郎さんの原作が映画化されると聞き、観たかったケレドモ、観ることが出来ず、やっとノベライズを読めました。そうか、あの異端の考古学者・稗田礼二が登場するのだったかー(驚)v ノベライズを読んだらますます映画を観てみたくなってしまいました。木乃伊取りが木乃伊に。
 日本に置ける宗教と言うのは、外国に置けるキリスト教のように絶対的なものはなく(と無宗教な私は思う)、それなのにキリスト教を題材にしてだいじょうぶなのか心配しながら読みましたが杞憂だったようです。日本であればこそ、こういうことありそうに思えたくらい・・・。読みやすいし、内容も面白かったなぁ。

『奇談』 2005.10.25. 行川渉 角川ホラー文庫



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