酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年04月13日(木) 『地に埋もれて』 あさのあつこ

 愛する男に埋められた優枝は白兎と言う少年に助け出された。二種類の藤の蔓が大樹に巻きつき花を咲かせている。花の色は薄紫と白。優枝は生きているのか、それとも・・・!?

 少し前にビッグネームの作家さん陣によるホラー・アンソロジーにこの『地に埋もれて』の中の一章が載っていました。不思議な物語で読み終わった後に納まりが悪い感じを抱いたのですが、こうして通しで拝読するとストンと胸に落ち着きました。あさのあつこさんの描く静かで不気味なホラー・ファンタジー。春の夜長にぴったりです。

「人はどうせ死ぬんやから・・・・・・だから、生きなあかんよ」

『地に埋もれて』 2006.3.30. あさのあつこ 講談社



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