酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2006年07月16日(日) |
『春夏冬館にようこそ 散花の記憶』 前田栄 |
小柄なことがコンプレックスな高校生の倭タケルは何故だか例の喫茶館でアルバイトをしている。両親を必死で説得してまでのアルバイト。なぜなんだろう。まぁ、マガタマちゃんはネコ耳コスプレを除けば超美少女で性格はいいし、賄いは美味しいし・・・しかし、オーナーの美青年・祈常(きじょう)は変な奴だし、爺には嫌われている。いったいなにがどうしてここでアルバイトなんだろう。操られるかのように春夏冬館でアルバイトをするタケルの前にまたまた美少女が現れる!
タケルの魂は神仙武将なのですケレドモ、普段は意識になく、神仙武将が意識に表れてきた時の記憶は失ってしまうので祈常にどうして魅入られているのやら全く訳がわからないのであります。祈常(きじょう)は《キツネ》、妖狐。タケルの魂の神仙武将は祈常を見張る役目にありながら、ひょんな成り行きから一緒に闘ったりする羽目に。爺は若様がとっとと立派に変化して欲しいのに道楽に走る若様に頭を抱えているのですね。だからタケルが目障り。マガタマちゃんは祈常に助けられて飼い主との再会を待ちわびるキュートな化け猫ちゃん。この4人の前に種類の違う美少女登場なので楽しくて仕方アリマセン〜。めろめろ。この喫茶館に行って美味しいものを味わいながら妙な体験をしたいものなのです。
『同じ内容でも言葉を変えれば、聞く方の気持ちは変わる。・・・・・・たぶん、君は「同じことだ」と言い捨てるんだろうが、時として、それはとても大事なことだ』
『春夏冬館にようこそ 散花の記憶』 2005.12.1. 前田栄 角川ビーンズ文庫
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