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酔陽亭 酩酊本処 いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。 DiaryINDEX|past|will
テレビで2週続けて観た『X−MEN』がことのほか面白かったので最終章を映画館まで観にいって参りました。突然変異で人間が持ち得ない力を持ったミュータントたちの苦悩が心に痛々しくて。恋するミュータントは自分の力ゆえに愛する人と接触するだけで生気全てを吸い取ってしまう。愛すれば愛するほど求めるのに触れることすらカナワナイ・・・まさに蛇の生殺し状態。そんな少女の前にミュータント・パワーを消し去る特効薬“キュア”が差し出された・・・さて彼女はどうするのでしょう。また強く美しいミュータントは自分はどこも悪い訳ではないから薬など不要と言い切る。これはこれで感嘆すると言うか、なかなかそこまでにはなれない気がしました。そして死んだはずの人間が・・・だったりしたら、その人を愛して不在に嘆き狂いかねなかった人たちがまたまた大変で。うーん。もともとコミックでもそういうカタチだったらしいから。でもあのラストはあれしかないよねぇ。ここで終わりと言うのは酷なのであります。あ、映画をこれから観に行かれる方はエンドロールの最後の最後まで席を立たないようになさってください。 |