酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2006年12月16日(土) |
DVD『ルール(原題 URBAN LEGEND)』シリーズ |
車に乗る時に後部座席に注意を払わなければならない。斧を持った殺人鬼が潜んでいるかもしれないから・・・都市伝説(URBANLEGEND)のままに雨の夜にミッシェルは殺された。彼女が在籍していた大学では民俗学のウェクスラー教授が都市伝説のルールについて講義をしていた。都市伝説はルールを破る者への戒めである、と。そしてこの大学にもまた伝説が残っている。昔、ある教授が学生を惨殺したのを大学側が隠蔽し、その日に記念パーティを行っているというもの。ナタリーは纏わりついてくるような都市伝説に怯えていた。何故ならば殺されたミッシェルは友人で二人で悪戯に都市伝説遊びをして人を死なせた過去を隠していたから。ナタリーの友人のブレンダやデイモンやポールに元気付けられるものの、ナタリーの周囲では都市伝説を模倣した殺人が次々と発生する。田舎に逃げ帰ろうとするナタリーだったがブレンダの誘いで記念パーティに出席して・・・!?
ホラーが好きvなのでありますが、ホラーに当たりは少ないと思っています。なので気軽に観た作品が意外にイケテルとことのほか嬉しいですね。この『ルール』も期待しなかったぶに面白さに大満足なのでありました(ニッコリ)。こういう青春学園ティーンズホラーって俳優さんたちが若くて瑞々しくてたまりません。私が気に入ったのはブレンダ役の人。この人はすっごくよかったなぁ。残念ながら駄作となってしまった(私的には)『ルール2』にもエンディングに素敵なゲスト出演してるのもベリーグー。内容はツマンナイけどお茶目な演出に嬉しかったです。『ルール3』では魔法なんか出てきてしまって大元の都市伝説とはかけ離れていましたがヒロインが最高級にキュートでめろめろになりました。ファニーフェイス系のかわいこちゃんってのもいいですのう。ブレンダとは対照的な魅力にあふれていました。ついでに『ルール4』になると駄作も駄作と言うか「なんやねん」な展開。ただここでもキュートな女の子が登場して(主人公の妹役の子)目の保養にはなります。うふふ。どかどかどかっと4シリーズを通して観ましたが、一作目の出来の良さは残りの3作品には皆無。シリーズものの悲しい宿命ですねぇ。なんにしても『ルール』はかなり面白かったです。アメリカの都市伝説がアレンジされて日本にも入ってきているなぁと思います。恐怖やタブーの根元なんて人間ならば同じようなことだと言うことなのでしょう。民俗学の教授ウェクスラーの俳優さんがエルム街のフレディ役の人ってことも御洒落なことでありました。
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