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みんみん



 バーベキュー

りー氏は朝から金沢。

K工業大学の構内は非常にきれいだ。りー氏(週末、3日連続で行った)も驚いていた。
人工池は苔も生えていないし、舗道のタイルもきれいに磨き上げられている。北陸では学費が高い大学だということになっているが(もっとも、理科系私立大学の相場としては普通らしい)、管理面にも反映されているのだろう。
# 数年前、Pさんとラウル・デュフィの「電気の精」
# (ここのライブラリーセンター所蔵)を観に行ったのだ。
# そういえば構内に郵便局もあった。これは便利。

夜、バーベキュー。
りー氏は金沢から直接実家へ。Fさんもお誘いした。
私はKさんと実家へ。
実家に着くなり母が「さっき買い物に行っている間にのいがいたずらをしたから『メッ』と言ったところ」と言った。今日の午前中、りー両親が持ってきた盆栽を、さっそく掘り掘りしてしまったらしい。盆栽は早速外に隔離。

火も材料も準備が出来た。
私の両親、H(下の弟)、Rちゃん(弟の彼女)と共に。肉とか魚介類とか畑の野菜とかキノコとかいろいろ焼いて食べる。祖母には焼いたものを持って行く。ハラ一杯になる。私は運転手となるべく、ビールをがまんする。つまらんぞー。でも自分だけお酒を飲むということが出来ない損な性分。
最後の方でMさんも参加。
みんなで庭でがやがやと話しながら食べていると、のいが窓辺にやってきてちょこんと座り、網戸越しに、

にゃあー。にゃーあ。にゃあああ。

と鳴いた。ぼくもそっちー、行きたいいい、とたぶんそういうことだろう。はっきり口を開け、こちら側を見ながら鳴く。離れていても小さな歯が見える。
実家の子になって以来、のいと初めて対面するりー氏は、ううう、かわいすぎる、と泣く(笑)。花火大会の日もTさんからもらったのい写真をまじまじと見てはつぶやいていたそうな(F氏談)。
あんたが飼えないと言ったんでしょ、と私は悪態をつく。しかし、のいは楽しそうだった。よくしゃべって(=鳴いて)いた。怒られてきまりわるくなるとダーッと走り去る。そのくせ人がいなくなるとさみしくなる。人がトイレに行くと入りたがる。
実家ではのいを中心に会話が増えたと言う。今、大人ばかり3人になってしまっても、それなり会話はある家だったけれども。
まるでヤモリのように網戸に張り付き登る猫。

Hはどこかから大きな猫じゃらし(エノコログサ)を見つけてきて、のいをからかっていた。若干猫アレルギー気味らしく、くしゃみをしたりかゆくなったりしなくもないらしいのだけれど。
Hにとっては弟みたいなものなんだろうかとふと思う。猫@三男。いや四男か?(その場合長男は私。笑)。

2002年08月04日(日)
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