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みんみん



 めぐりめぐって

昨日は母がお休みだったので、一緒にAちゃんちに行った。
プチ育児相談などにのっていたようだ。

ポール・スミスにて。
スーツがとてもカワカッコよ(かわいい+かっこいい)く、しびれる。グレーに、細いピンストライプと同色のステッチ(ピンクorグリーン)が入ったジャケットとパンツ。ポケットのつきかたや裾のラインが面白く、ジャストサイズで着るタイプだと思われる(試着はしていないのだけれど。なぜなら、したら欲しくなりそうだったので)。微妙なステッチの入り方にも心ひかれたが、何にしびれたって、ジャケットの裏地の遊び心に。さすがパンクの国。
スーツは好きだけれど、上下揃えるとなかなかよいお値段だったし、グレーが似合わない顔なので(じゃあ何が似合うんだという問題は、さておき)、ということにして通り過ぎる。



クール・ビズをめぐって。
なんかお父さん(注・実家の父)が「クールビズってことはなんかおしゃれせんならんがかのー(しなくてはならないのかな)。ループタイとか買わんなんかのー(買わなくてはならないかな)」って言ったから、お母さんは「そんなん要らんちゃよ(要らないわよ)」って答えたらしいんだけど。
りー氏「ループタイ、いいねか(いいじゃないか)」
……じゃああんたもつける?くまのリアルなやつとか。
り「ふさふさのやつ」
今日は特別な日だからしろくまだ、とか。『りーさん、今日は茶トラですね』とか言われたりするんやろ(くまじゃなくてねこだけど)。
り「うん」

想像してみた。

作るか?>くまorねこループタイ<嘘
# 実際はクールじゃないビズなりー氏。


雑誌とかをめぐって。
り「『ユリイカ』面白いよ」。
買おうかなーどうしようかなーと思っていたら買ってきてあった。べんりだ。

▼『ユリイカ』2005年8月号・特集「雑誌の黄金時代−−紙上で見た夢−−」
世代的に(といっていいのか)、『エピステーメー』や『遊』、また『海』には届かなかった。『GS』は高校生の時分、地元の本屋(S明堂)の2Fで立ち読みした。どれくらいわかっていたかは疑問(しかし高田里恵子『グロテスクな教養』(ちくま新書)は大笑いしながら−−それがふさわしい反応なのか、どうか−−読んだ)。
『is』や『夜想』は学部生の頃を思い出す。『思想の科学』も。いまは無き雑誌シリーズとしては『海燕』も懐かしい。
アンケート大会「わたしを/がつくった雑誌」、回答者トップバッターは高山(宏)先生。その昔、『現代思想』と『ユリイカ』の特集はぼくが考えてますから、ハッハッハ、とおっしゃっていただけある、か。
回答の中では、近代ナリコさん(おいくつなのか存じませんが)と近い世代だったりするのだろうかと感じた。

来月は水木しげる特集。
最近は増刊号の方が『ユリイカ』っぽい。


▼ほしよりこ『きょうの猫村さん』1(マガジンハウス)
ネット上で発表されているらしい作品(マンガ)の単行本化。どんな感じの作品かというとこんな感じ
いやーん、うちにも猫村さんが来てほしいー。早く2巻出てくれー。

しかしりー氏に勧めるも、
「おれだめだこんな雑な絵」
との返事。あんたしりあがり寿は、
「だめ」(即答)
ええーじゃあ(あなたが好きな)岡崎京子(の絵)は(どうなん)?
「うまい」
ええええ初期とかひどくないか?
「えーーー、でもこれ(と『猫村さん』を指す)と一緒にしたら失礼」
あんたにとっての「うまい」って……
「あでも湯村なんとかはうまいと思う。辛酸なめ子は下手だけど……丁寧。しりあがり寿は下手」
絵の巧拙について容赦ないところがある。
# しかし読んでいるようだが(そんなに面白くない、と言いつつ、今)。


夜のニュースをめぐって。
滝川クリステル嬢はお休みらしい。
「いまごろみのもんたと一緒に旅行行っとるがだわ(行っているんだわ)」
なんで?
「みのもんたも休みだったから」
……それはとても面白いね。


なんだか苦しまぎれ的なタイトル。

2005年08月05日(金)
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