|
|
■■■
■■
■ 旅をする人
今日も暑かった。36℃超。 ごみ集積所のシャッターを開けて(お当番さんだったので)帰ってくる時には、あれ、涼しいな、さすが盆も過ぎただけあって、とか何とか思ったのだけれど、それは朝だったからか。
Kが生まれた去年の朝も暑かったんじゃないかと思う。 思う、というのは、実感していないからだ。前の日はそれはそれは暑かったのだけれど。 去年の朝、家を出た時には月が残っていた。車のいない早朝の日曜日の幹線道路の上にかかる月を見て、気がついたら太陽が昇っていた。
夕方、りー実家で「餅かつぎ」をした。 実家の両親が餅を持ってきた。その後、いつもより早めに仕事を終えたりー氏もやってきた。 大きなお餅をふろしきに包んで、たすきをかけるようにKの身体に結んだ(母が)。最初、なんだなんだ、とびっくりして泣きそうになったが、慣れるとまんざらでもない感じでいつものようにつかまり立ちをして、片足を上げさえした。 ふろしきを胸の前に斜めに結んで背負った姿は、なんだか旅に出る人みたいだった。小さい旅人。このまま本当に旅に出てしまいそうで、ちょっとキュッとなった。ウヘー、ワタシマイリマシタワ(回文にあらず)。 いつかいよいよそんな気持になる時がくるんだろう。
誕生日のごはんはオムライスにした。 鈴木亭のワッフルも少し。
まだひとりで歩くことはできないけど、旅ならずっと前から始まっている。9ヶ月くらいかけておなかの中で、そしてぐるぐる廻って出て、その後は1年かけてここまで来た。 Kの旅(今は、私たちも一緒だ)も2年目だ。
2007年08月20日(月)
|
|
|