どらま感想日記...カトリーヌ

 

 

『白い巨塔』   2004年01月09日(金)

ハァ。財前の自惚れもきわまれり、でしたね。
「教授になるのは当然だから別に浮き足立ってない」だのなんだの言っておりましたが、
滅茶苦茶浮き足だってるじゃないですか。
彼がこのまま偉そーな態度をとり続けると、
東前教授以上に嫌われること間違いないしでしょう。
(自分に反抗するものは徹底的に叩きそうだし)
教授になれたからってああも驕るようでは人の上にたつ器ではないなーと率直に思いました。


ああいうのを見ていると、東教授が言うことも、あながちはずれてはいなかったかなー。
彼が、ここまで財前が思い上がることを見越していたとしたら尊敬いたしますが・・・。


柳原もねー。組織の人間としてはあれ以上に取りようはなかったんだと思うんだけど。。。
だって財前のように上に逆らってもうまく立ち回れるほど器用そうじゃない
し、
自分の今の職場を捨ててまで逆らう度胸もなさそうだし。。。(誰だってなかなかできないですが)
命を扱う医者としてはサイテーの対応の仕方だったと思うんですけど。


ズーッと思ってたのは、教授に指示を仰がないと対処ができないような
ペーペーの医局員に癌の担当をさせるのはいかがなものかと・・・。
もっと経験のある人を担当にすべきだし、勉強させるなら
メインはベテランの医師をつけ、柳原は補佐にまわすべきだったと思うし、
担当医にするなら、もっと簡単な症例からいってもよかったと思うんですよね。
患者も柳原も不幸でしょう。(ましてや患者は亡くなられたわけですし)


里見も何かいまいちかなー。正義を持ってはいるものの、
肝心なところで躊躇するというか、押しが足りないというか・・・。
アァ。前の時の病院に出入りしている女性に対してもそうだったよな。


責任の所在が誰にあるか、っていうのもこの場合すごく難しくありませんか?
財前も責任はありますが、私としては、それだけじゃないような気がします。


アッ、ところで財前が、公開オペのシミュレーションをしてましたが(塔の上で)、
手術方法が突然変更された場面がありましたよね。

その手術方法もシミュレーションしてませんでした?
何でそんなことできんねん。と二人で突っ込みました。
一瞬ドイツ教授のワナかと思いましたよ。(財前に嫉妬して)


あの葬儀屋さんがあんなこというなんておかしいって言うのが
HPで目茶目茶言われてましたが、確かにそうだよねー。葬儀屋さんからしたら、
病院はお得意様なわけでそのお得意様を追い込むようなこと言うのかな〜?
でもよりにもよって解剖担当が大河内教授とは・・・。
大学病院側はこれでさらに追い詰められるのでしょうか?ハテハテ。







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