僕は自ら、とんでもない過ちを起こしてしまった。なんて、なんてバカなんだろう。この手で、開けてはならないパンドラの箱を開けてしまった。出て来たものに僕は飲み込まれそうになった。とても冷たくて、とても悲しい冷気に・・・禁じられている行為だからこそつい手を出してしまったんだ。どんなに後悔しても、もう遅い・・・遅いんだよ。後は僕がやれるだけのことをするしかない。蓋はもう閉じられないのだから。