今日も調子がいいとはいえなかった。今週は先週より生活が乱れてるかも。日記を書いたあと、いろいろとネットの中のものを読んでいたんだけど、気がついたら3時を回っていたから。そんな訳で今日もお昼まで寝ちゃった。最近、家に篭ってることが多いから今日は学校の図書館まで歩いていっちゃった。学校まで歩いていくなんて10ヶ月ぶりかな?車を買ってからというものどこへ行くにも車で行くようになっちゃったから。そのせいで歩くことをやめてしまったし。たった30分の道のりだけど、久しぶりに歩いたら長く感じること。その上、ただ歩いているだけなのに苦しくなってくるし。気がつかないうちに体力が落ちてる。ちょっと気をつけないといけないなぁ。 昨日の晩、何をそんなに遅くまで読んでたかというと、日本人がどこから来たか知りたくなっちゃって、検索してたの。そうしたらイスラエルの問題を扱っていたところにたどり着いちゃって、そこに書いてあることをずーっと読んでいたんだ。なぜ日本人のルーツとイスラエルが結びつくかというと、イスラエルの地を追われたユダヤ人が日本にやってきたって考える人がいるから。昔、ムースがスペイン語会話を習っていたときにスペイン語で古事記を読んだことがあるの。実はムースは古事記に何が書いてあるんだか全く知らなかったんだ。だから授業で古事記を読んでもチンプンカンプン。そこでそのときに古事記について調べてみようって思って、ネットで検索したの。そのときに見たHPが古事記は実は聖書だったっていう説。天照の系図とアブラハムの系図を比較して一緒であるっていったり、皇室の紋章になっている菊の紋章はユダヤ王家でも使われているとか。そういうことが書かれていたの。そのときのことが記憶にあったから昨日読んだ日本人の祖先はユダヤ人であるっていうことも興味を持って読めたんだ。ムース自身は日本人のルーツがユダヤ人だとは思ってないけど、そういう説を読むのって楽しいなって思うの。どこを通ってやってきたんだか知らないけど、何となく浪漫を感じるんだ。イスラエルの地を追われたユダヤ人が日本にたどり着いたとしても、別におかしいとも思わないし。だって昔は民族の大移動がたくさんあったんだもん。それに大陸から民族が流入してたのって7世紀頃まで続いているっていうから。日本には縄文人と弥生人が住みついたじゃない。縄文人っていうのはいわゆる濃い顔の人で、弥生人はさっぱりした顔の人。最初に日本にいたのは南方系の縄文人だったんだから、もしイスラエルを追われた濃い顔のユダヤ人がいても誰もわからないよね。ってまるでユダヤ人の顔が縄文人のように濃い顔だって感じで書いちゃってるけど。 そこに書いてあったのを見ていろいろと思ったんだけど、昔、聖書が書かれた頃のユダヤ人っていうのはこのHPに書いてあるように今のアラブ系の人と変わらなかったんじゃないかと思って。だってもし日本からシルクロードのようなところを通って欧州へ行ったら、人種というか民族ってものが徐々に変わっていくのが普通だと思うの。日本人と韓国人は見た目にもそんなに変わらないけど、中国へ行くと人の感じが微妙に違うし。ムースは食中毒のために断念しちゃったけど、北京から敦煌を通って新彊にいったら人の感じが変わってくると思う。実際にいったことある人から話を聞いたんだけど、烏魯木斉に着いたらイスラム系の人ばかりだったって。その人は中国人だったんだけど、同じ中国とは思えなかったっていってた。この先、タクラマカン砂漠を抜けて中央アジアに行けば、人の顔はどんどん彫りの深い感じになっていくと思うし、目の色だって段々と変わって行くと思う。さらに西へ西へって進んでいけば、白系ロシア人のようなスラブ系民族が多くなってくると思うし、さらに西に進めばドイツ人のようなゲルマン系になってくるわけだし、さらに行くとフランス人やスペイン人のようなラテン系になって行くと思うんだ。徐々に人の感じが変わっていくと思うの。でも今のイスラエルって見た感じみんな白人だよね。アラブ系っていうのもちょっと違うような。そのHPには作者の考えが書いてあったけど、なるほどって思えた。ただそれはあくまでもその人の考えであって事実ではないし、他の人、他の研究者がどう考えているんだかもわからないけど。そのHPですが興味のある人は「ここ」をクリックして読んでください。広告の画面がやたらに開いてちょっと困っちゃうけど。書いてあるものの量は非常に多いので、全部読もうと思ったら大変だろうけど。 さてこのHPからするとイスラエルにいるユダヤ人よりアメリカにいるユダヤ系の人の方が多いんだって。第2次世界大戦のとき、ナチスの迫害から逃れてアメリカに渡った人も多かったと思う。日本でも最近日本のシンドラーといって杉原智畝の名前を聞くことがあると思う。杉原智畝が発給した通過ビザを使って、日本経由でアメリカへ渡ったユダヤ人もたくさんいたみたい。ムースもこの日記の中で杉原智畝の名前を出したことあると思うけど。って実は昔フジTVでやったドラマの話で、NHKでやったマリコでも、この杉原智畝のときも滝田栄の演技はうまかったなぁってことなんだけど。もしかして滝田栄じゃなかったかも?ってその杉原智畝のことだけれども、ナベツネ新聞を見ていたら彼のことに関する記事が載ってたからちょっと反応しちゃった。その記事は「ここ」からどうぞ。この記事によると智畝の作者は「外務省はビザ発給の事実を知っていた。杉原はなぜ政府に背いて行動したと主張しているのか。英雄になりたくて虚偽の主張をしているのか」って書いてるみたいだね。うぅ〜ん、何ともいい難いね。ムースがここ数日調べた限りでは、時の外務大臣、松岡洋右は杉原がビザを発給してたことを知っていたみたいだよね。それが故に、杉原が発給したのは10日間の通過ビザだったはずなのに舞鶴に降り立ったユダヤ人には外務省の意向で30日の滞在許可が降りたって話しだから。これは証拠があるようなので嘘ではないみたい。しかも当時の日本はドイツと同盟を組んでいたのに、ユダヤ人に対しては保護的な政策をとっていたそうだし。っていうか満州にユダヤ人を住まわせたかったみたいだけど。杉原智畝の話が美談として1人歩きしてるけど、松岡洋右は事実を知ってたんだからこういう切り口の本が出版されてもおかしくないと思う。実際に何が書かれていたか読みたいんだけど、隣町の大学の図書館にあるみたいだから、北国コンピュータ学院の図書館で借りようと思うと取り寄せをしてもらわなきゃいけないの。それはちょっと面倒。しかも今はハリーポッターという本と格闘中だから。読むのなら今がいい時期なんだけどなぁ。ちょっと考えよう。杉原智畝の話はムースもドラマを見るまでは何も知らなかったけど、その後スピルバーグのシンドラーのリストが公開されて、日テレの知ってるつもりでも取り上げられたんだよね。最初にドラマを見たときは感動したけど、有名になって、名誉が回復されたのに…。訴訟を起こすなんて何ともいえない気分。確かに彼のことを悪くいわれるようになるのはイヤだと思う。でも奥さんはそばで彼の姿を見ていたわけだし、真実を知ってるんだからもうちょっと毅然とした態度でいて欲しかったなぁ。だって誰が何をいおうとも真実が勝つと思うから。それに出版されてすぐにいうのだったらまだしも、何年も経った今訴訟を起こすなんて。こういうのを見ると誰か周りで変な入れ知恵をしたんじゃないかなって勘繰っちゃう。 最初は日本人の起源はユダヤ人だったなんて浪漫のある話だったのに最期はやっぱり杉原智畝か…。有りがちな展開だな。早く体調が良くなってくれないかなぁ。 |