やっぱり初日は疲れる。昨日の晩、早く寝なきゃって思って、気持ちよくウォッカを飲んだら、飲みすぎちゃって胃が痛い。その上、今朝は何となくまだ酔ってる感じがしたの。新学期初日からこんなことでいいのかって思うけど、そんな状態でもめげずに行くのがムース本来の姿かもしれないから。それにしても、学校へ行ったらビックリ。人が多い。しかも朝8時なんて新入生がうじゃうじゃいるような時間に行ってるから、寮の方から人が流れてくる、流れてくる。人に酔っちゃいそうだった。しかも教室の中も人でいっぱいだからビックリしちゃうのなんのって。一体どうしちゃったんだろうって思っちゃった。今学期はあまり選択肢がないから、1つの授業に多くの人が集中しちゃうのかもね。でも1週間経てば、中には履修登録を解除する人も出てくるだろうから、少しは空くと思うけどね。今はそれに期待。 朝1番の授業が終わってから学食でお茶をしながら本を読んでたら知り合いに会っちゃった。あんな感じで人と話すのは何ヶ月ぶりだろうって思っちゃった。6月の頭に散々友達としゃべってるから3ヶ月ぶりか。先月も友達と電話で話してるから、そんなに久しぶりじゃないのかも?でも面と向かって話すのはやっぱり3ヶ月ぶり。久しぶりのせいか、言葉が全然出て来なくって参っちゃった。やっぱり会話は毎日してないと、言葉がうまく出てくなくて困っちゃう。ムースが本を読んでるところにその知り合いが来たんだけど、「何読んでるの?コンピュータの本?」って聞かれたから「日はまた昇る」っていったの。そしたら「ヘミングウェーなんて読んでるの?」っていわれちゃった。その人はムースがコンピュータの本を読んでるものと思ったんだって。2人とも北国コンピュータ学院の生徒だし、そう思うのも当然かも?そういったその知り合いも実はヘミングウェーの本を持ってるらしい。でも買うだけで1度も読んだことがないって。だったらムースにくれればいいのにって思っちゃった。ムースは読みますよ。本棚の肥やしにはしないように心がけてるから。 午後のクラスも朝1番のクラス同様先生が変わっちゃってたの。ってムースは誰が先生であろうと構わないんだけど。午後1番のクラスの先生は夏の学期に習っていた先生。別の先生ならちょっと楽できるかなって思ったけど、どうやらそれはムリそう。でも夏学期の先生はいつも授業に出席していて、宿題をきちっとやれば変な成績には絶対にならないから、そういった意味ではちょっと安心。でも学期中はつらいことが何度かありそう。今年の春学期の授業はその先生のクラスに救われたけど、夏に地獄を見たから。ムースちょっとビビッてます。しかも噂では明日のクラスもその先生に変更になったとか。ってことは、またレポートとプレゼンテーション地獄に悩まされるぅ〜。今回は準備期間が約3ヶ月あるから、かなりいいものを書かないとダメだと思う。この学期にいろいろと他のことを勉強して、来学期にその力を試そうと思ってたのに。どうやら同時進行でやらなきゃいけないみたい。ふぅー、前途多難の今学期の予感。別の先生なら、少しだけ楽だと思ったんだけどなぁ。って楽することばかり考えちゃいけないよね。 今学期は英語の勉強に力を入れようと思ったムース。そちらの方はいい出だしかも?出来るだけ早いうちに英語の先生に相談して、書く練習をしようと思ってたの。そうしたら今日たまたま図書館の入り口でバッタリその先生に会ったから、書く練習をしたい旨を伝えたんだ。そうしたら来週からその先生の授業が始まるから、来週詳しい話をしましょうってことになったの。来週になってからどうしましょうっていうよりはいいから。それと今日の授業が終わったあと、発音を直してくれる先生のところにも寄って、今学期は英語の勉強に力を入れようと思うっていってきたの。今はまだちゃんとしたスケジュールが出来てないから、それがわかり次第どうするか決めようということに。こちらの方はなかなかいい出だし。ってその先生のところで何をしたいか聞かれたときに、二重母音の矯正っていったんだけど、それをいっている間にもいろんな発音を相変わらず直されまくり。それに相変わらず言葉を選びすぎていて、話すまでに一呼吸も二呼吸も間が空くし。発音を直してくれる先生がいうには、ムースにはもっとコミュニケーションをうまく取れるように、人と気軽に話ができるようにしたいっていってた。この話すまでに一呼吸も二呼吸も間が空くってスターウォーズに出てくるヨーダと一緒じゃんって思っちゃった。ヨーダってうぅ〜んってうなってから話し始めるよね。あれと一緒かも?その間にいろいろと言葉を考えたり、選んだり。ってこんなことだから軽い話が出来ないのかも?先日、友達がメールに、沈黙が嫌だからってあせって話して、変なことを口走って、相手を不快にさせちゃったりしたりすることがあるって書いてあったの。そうでなければずーっと黙ったままとか。どうもうまくコミュニケーションが取れないって。何かこのメールを読んだときに、これって自分もそうだって思っちゃった。相手を寄せつけない何かを持ってるんじゃないかって。ひと言、ひと言、話すごとに相手の反応を見ちゃてるし、いつも変なことをいっていないか必要以上に気にするし。だから話すこと自体がとっても下手になったのかもね。それが今はオーラとなって全身から溢れ出ているから、誰も寄って来ないのかも?イヤだねぇ。昔は気楽に人としゃべれたのに。 たまに調子にのって話をしているとき、言葉が厳しくなるときがあるの。話を聞いていて歯痒いなぁって思ったり、それは無謀だよって思えることだったりするときに、知らず知らずに言葉が厳しくなる。でもこれは逆効果だった。そういうときでも、何でもハイ、ハイっていってあげないとダメなときがほとんどだった。でも、ムースにいろいろといってくれた人は決して甘やかすような言葉はかけてくれなかったけど。あまりの悔しさに涙を流しながら聞いてたこともあったし。でも、それがあったからいつまでも夢を捨てなかったし、今では感謝してるの。この北国コンピュータ学院に来る話が実はそうだったの。スペインから帰ってきてすぐのころ、また学校へ行きたいなぁ〜って話をしてたんだ。無一文のムースだったので親のスネをかじって学校へ行こうと思ったけど、友達に甘すぎるってこき下ろされた。だからそれから仕事をして、貯金して、やっとここに来れるだけの学費と生活を稼いだの。途中いろいろとあったけど、最後まで夢を捨てずにね。「自分のやりたいことくらい、自分で働いて、自分のお金で行くのが筋だろう。それが出来ないんだったらやめちまえ」っていわれたの。その厳しい言葉を忘れることは1度もなかった。甘いことなんて誰1人いってくれなかった。希望としては2人くらいからやさしい言葉をかけてもらいたかったけど。でもそれを乗り越えたから、今ここにいるんだけどね。だから他の人にもそのつもりで現実を突きつけちゃうと、それはよくないんだよね。ムースに対していったから機能した訳で、他の人には機能しないんだよね。もしかしたらムースがいうから機能しないのかも?それがわかってるから言葉が何1つ出てこない。今でも本当のやさしさは何でもハイ、ハイっていって甘い顔を見せてることじゃないって思うけど。これが機能しないってことは、やっぱり何もいわずに、いつも笑顔でハイ、ハイっていってることなのかな?多分、ムースはそんなこと一生出来ないと思う。ってことは、一生ヨーダのままかな?うぅ〜んとうなって言葉を選ぶしかないのかな。相手を傷つけないように、傷つけないように。これを考えると円滑な人間関係がムースにとって人生最大の課題みたいね。でもこれって生きていく中で1番基本的なことだもんね。これが出来ないから、人間として欠陥があるなんてこともいわれちゃうのかな? 何だか変なことばかり書いちゃったなぁ。ちょっとお疲れモードだ。 |