さすがに上級生用のクラスは雰囲気が違う。今学期は毎週火曜と木曜に上級生用の授業をとることにしたの。夏学期がムースにとって初めての上級生用のクラスだったんだけど、やっぱり季節柄あまり人も多くないし、何となくのんびりとした雰囲気だったんだ。でも今日はちょっと違ったの。いきなり授業。ひょえぇ〜って感じだったけど、でもあの先生のことだから普通に授業はやるだろうなって思って、ちゃんとノートを持っていったけど。他のクラスはどうかというと、同じ先生だったのに昨日のクラスは下級生用の授業のせいか、何もやらず、お話をしておしまい。まさかこんなにも雰囲気が違うとは思わなかった。やっぱり上級生になるとここまで違うのね。だって最初の授業は講義要項を配布しておしまいだと思ってたんだもん。とはいうのもの、教室を見渡すとムースでさえ知っている顔が多いこと、多いこと。先生はほとんどの生徒を知ってるから、自己紹介もなく、簡単に今学期にやる講義内容を説明しただけ。今日はレポートやプレゼンテーションのことには一切触れなかったけど、間違えなくその課題が出るから。多くの人はその先生の授業を2コマ連続でとってるみたい。それは地獄を見るからムースは来年の秋に履修することにしてるけど。っていっても今年履修すれば、卒業が早くなるんだよね。その判断が難しいけど、やっぱり今学期は英語の勉強に重点をおきたいムースなので、これでいいと思ってこのまま12月まで突っ走るでしょう。
今日の授業の中でちょっと出た話。例えば、車の運転を習うときって最初はマニュアル車を習うよね。って今はオートマ限定で十分だけど。ムースが免許証を取ったころはオートマ限定という免許証はこの世に存在してなかったから、否応なしにマニュアル車だった。最初にマニュアルシフトの車で練習してから、オートマ車を運転しても問題なく運転できる。でも、最初からオートマ車にしか乗っていなかったら、どこかでマニュアル車を運転しなさいっていっても困っちゃうよね。だってクラッチを切るタイミングがわからないし、車を発進させるときの半クラもわからないと思う。車を運転できるはずなのに、マニュアル車だとちょっと…ってことになっちゃう。授業はコンピュータのことに関することなので、このあとは専門的な内容の講義になったんだけど。ただ、この車の例を使っていっていたのが、最初から簡単に出来るものばかり、お膳立てされたものばかりをやってはダメだということ。お膳立てされたものでなければ、自分でどうすればいいかって考えるからだと。車のことにしてもそうだけど、オートマだったらアクセルさえ踏んでいれば問題ないけど、マニュアルの車に乗っているときには、速度や状況に適したギアを考えるよね。まさかいきなり4速のまま発進する人もいないと思うし、最初は1速から発進するよね。って都内を走っていると、2速から発進するときも多いかな?1速から2速、3速へ上げていくと思う。逆に高速道路を走っているとき、1速でずーっと走る人はいないと思う。坂を上がるときにエンジンが噴けなくなってきたら、1つずつギアを落としていくことと思う。これってみんな自分で運転をしながら考えて、こういう行動をとるんだよね。自動的に何でもやってくれる訳じゃないよね。これを最初にやってると、オートマを運転してても、山を登ってるときならギアを落としてドライブから2速にするかもしれないし、もしくはエンジンが噴けなくなったときにはキックダウンをするかもしれない。その状況に適した運転の仕方をすると思う。こういうことはマニュアル車を運転していればイヤでも覚えちゃうよね。考えながら行動してるから、段々とどんな状況にも適応していけるようになるのだと。 考えることをやめちゃうと、いざ壁にぶつかったときにどうしていいかわかんなくなっちゃう。もちろん、普段からいろいろなことを考えていれば、そんな壁もひょいと乗り越えちゃうのかというと、それは違うけど。でも、生まれて初めて考えたって人よりは、考え方がわかっていれば、どうすればいいかってことが見えてくるまでの時間がそんなかからないんじゃないかと思って。普段から簡単なものばかりをやっていて、何も考えてなければ、いざというときに困るのではないかって。今のご時世では何も考えずに生きていけると思う。いわれたことだけをいわれたままにやっていれば、それでいいことも多いと思う。でも、それじゃもったいないような気がして。何だかロボットのような気がして。いわれたことをいわれたままやればいいのであれば、ロボットがやった方がいいもんね。人間だと体の調子によってムラが出ちゃうから。ロボットだったら決められた時間に決められたことを決められたままに出来るもん。それでも人間がいいっていうのはやっぱり考えるってことが出来るからじゃないかなって思う。考えるってことを忘れちゃうのは、何だかとっても危険なことじゃないのかなぁって。 今日は初めてジョギングをお休み。たまには休まないと。そういえば、ナベツネ新聞に出てたんだけどマジソン郡の橋の1つが燃えてなくなってしまったんだってね。記事は「ここ」から参照してください。しかもムースが見なかった橋が。あの日は疲れきっていたから4つ見た時点でやめちゃって、次の機会に見ようって思っていたのに。その日の日記は「ここ」からどうぞ。それにしても残念。シーダー橋というのがなくなってしまったみたいだけど。それにしてもナベツネ新聞に書いてある、チェダー橋はないんじゃないの?「ここ」からマジソン郡の橋のHPを見てもらえればわかるけど、チェダー(Cheddar)でなくてシーダー(Cedar)なのに。もしシーダーもチェダーも一緒だというなら、工藤夕貴の映画は「ヒマラヤ杉に降る雪」ではなく「チェダーチーズに降る雪」なの?ってツッコミを入れたくなっちゃったりして。 |