妄言読書日記
ブログ版
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2002年10月25日(金) 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット・下』(小)

【J・K・ローリング 訳:松岡佑子 静山社】

急く気持ちを抑えて、まずは定番のお言葉を。
これから読む方は読んでから以下の文章をお読みください。これから先、この本を読む予定など断じてないと言う方は読むのは勝手ですが、そんな人こそこんな文、読んでも面白くないでしょう

はい。オーケーですか?
まだ読んでいない人、これから読む予定の人は戻って戻って。

上巻をのほほんと読んでいたのが嘘のような、下巻の流れ。
上巻は上巻で確かに危険をはらんではいましたが、それは下巻の伏線にしか過ぎず。
もっと、昨日の感想でアホなこと言っとけば良かった。
こんな辛い展開になるなんて!!

巻を増すごとに、キャラクター達の人物像が磨かれ、より魅力的になるように思います。
ネビル、ハグリッド、そしてスネイプ先生。
スネイプ先生のこと、好きにはなれないですけど、それでも憎みきれないお人です。
ハリー苛めが子どもじみていて、時々可愛らしくすらあります。それは私だけですか。
私は彼をこっそりと、「逢引のスネイプ」と呼びます。
今回も、まーまー裏で色々と胡散臭い逢引を繰り広げ、毎回ハリーに目撃され。
彼はきっと思ったほど悪人ではないのでしょう。多分。
これからの彼の動きがまた気になる所。

第三の試験は本当に辛い展開でした。
ヴォルデモート卿が、まさかこの巻で甦るとは!
そして、セドリックの死。
私は、なんとなくハリー・ポッターシリーズでは誰も死なないように思っていたので、本当に衝撃です。
上巻の冒頭でいきなり一人死んだのも、本当はとても以外でした。
この辺り以降の展開は、ずっと活字が滲んでいたように思います。

ダンブルドア校長のきらきらした目がとても好きなのですが、今回は優しくも厳しい校長がますます好きになります。
(余談ですけど、素でダンブルドアをガンダルフと読み間違えました)
学期末パーティでのダンブルドアの演説は胸に響きます。
「セドリッグを忘れるでないぞ」

これから辛い展開が続くであろう中で、ハリーが言った、
「でも、僕、少し笑わせてほしい。僕たち全員、笑いが必要なんだ」
という言葉が妙に重く思われました。

ムーディ先生のこと好きでした・・・。
でも、結構疑ってました。
しかし、入れ違っているとまでは思いませんでした。
毎度のことながら、さすがミステリーの本場というべきなのか、別に関係ないのか。
素晴らしい伏線とトリックです。

さて、次はどんな先生が来るのでしょう。

しばらくは、ルーピン先生の所に潜伏することになるらしい、シリウス。
ひょっとしたら、次の巻は二人で出てくるかも!?と思うと、辛い中にも一筋の光明が。
二人とも本当に大好きです。
変なことは考えていません。断じて(ああ、日頃の行いの悪さのお陰で、こんな断りを付けなければならないなんて・・・)
昨日は年一でいいのよ、と言ったけれどやっぱり、早く読みたい!!
くぅー
来年まで、暗記するほど読み返しましょう。

来月は映画です。
映画新聞広告が、三面に渡って掲載されていました。
ハリー、ハーマイオニー、ロンの写真がそれぞれ、セリフが書き添えてありました。

ハリー「ハリー!ホグワーツに戻ってはいけない!」
ハーマイオニー「あいつ、私を穢れた血と呼ぶの」
ロン「もう、パニくっていい?」

ロン・・・・完璧にオチ扱いです。
写真も一人だけ、なんだかコメディチックな表情です。
ロンは、この年代の子どもらしい子ども(ハリーもハーマイオニーも子どもらしいですけど)でとても好きなんですけど。
そんなロンにかっこいい兄・ビルがいると判明したのが、ちょっと意外でした。
ウィーズリー家の人々は勿論好きですよ!



蒼子 |MAILHomePage

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