妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2002年11月17日(日) |
『ブラックジャック3・4』(漫) |
【手塚治虫 秋田文庫】
ドクターキリコが、初登場です。 そうか、これがドクターキリコ。 一時、世間を賑わせましたね。ろくでもない話です。 まあ、それはさておき。
やはり、動物絡みのお話に弱く、コマドリの話とか、犬の話とかが印象に残ります。 他はほっとするお話の方が好きです。やっぱり。 スリのおっさんの話とか、医者で皇帝陛下の青年の話とか。 あと、「きみのミスだ!」や「デカの心臓」のラスト一コマでにやりとさせられる感じとかもとても好きです。 ピノコが出てくるのは総じて好きですし。
「ちぢむ!!」や「ディンゴ」のような話にはおいそれと、感想は述べずらいのですが、好きは好きなのです。 まあ、好きの一言で片付けるなよと言われてしまいそうですが。
3巻、4巻の解説は高村薫と市川談志です。 コミック文庫は好きなのですが、どうも各界の著名人の解説が余計です(あとよくわからない表紙)。 著名人だからといって的を得た解説を書けると言う訳でもあるまいし、と。
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