妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2010年05月01日(土) |
『緋色の研究』(小) |
【コナン・ドイル 訳:延原謙 新潮文庫】
デビュー作で有名な緋色。 読んでみて、あまりの記憶に残っていなさに驚いた・・・。 ホームズとワトスン君の出会い編でもあるのだけれど、あんまり印象に残ってなかったな〜。 古き良き・・・良いかどうかはわからないけど、まあ、時代を感じる設定、ストーリーです。 今だと、血液検査しろ、とか、指紋取れ指紋、と思う数々の捜査。 鬼平だってもっとちゃんと捜査するんじゃ、というグレグスンやレストレードの捜査っぷり。 いろいろと微笑ましい気持ちで読むしかないです。 終盤突如挿入された第2部は一体誰の語りなのか気になりつつ、そういやホームズ物ってミステリーであると同時に冒険譚でもあるんだったなぁなどと思いました。
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