妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2011年02月14日(月) |
『ジーン・ワルツ』(映) |
【監督:大谷健太郎 日本】
海堂尊原作、田口&白鳥じゃないものでは映像化は初になるのか。 産婦人科医療のヘビーな問題を扱いつつ、誕生の奇跡を描き、なおかつエンターテイメントとしてまとめあげた原作は海堂作品の中でもなかなかに傑作だと思うのだけれど、映画も思ったよりも真摯に作られていてよかったです。 原作通りではないけれど、映画ならではのアレンジで。
理恵が原作だともっと怖い(魔女だし)のだけれど、菅野さんが演じる理恵はストレートで共感しやすくなっていると思う。 何よりきれいだな。菅野さん。 4人のそれぞれに訳ありの妊婦を演じる女優陣もよかったです。
田辺誠一が清川と聞いてどうかなと思ったけれど、残念な男前ぶりがなかなかハマってました。
思いがけずできがよかった。
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