lucky seventh
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2002年04月09日(火) 無題

届かない、何か。



「笑っていて」

君はいつも微笑んでいた。

「笑っていて」

薄く、はじけそうな空気のマクに覆われて
ワタシとキミの間には常に一線がヒカレテいた。
君はそれを無視して、微笑んでいた。

「遠く、離れてしまっても」

私と君の歩む道は別々で
けれど、常にトナリドウシの平行線。

「君と共にいるから」

これは、永遠の別れじゃない。
分かっていたのに、
私の頬からはツメタイ滴がつたっていた。

「上手に笑ってみせるから」



私の言葉は上滑りで
君に届くことはなかったけれど
届かない、何かを二人見つけた気がした。


ナナナ

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