lucky seventh
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上滑りで、それでいて脆い言葉。
不思議で不可思議な思い、 おもちゃ箱がひっくり返された時のような願い、 私は知っていた。 否 知っている。 その思いの名を、 その思いの言葉の意味を、
「ごめんな」
何が言いたいの?
聞き返さてしてしまえればどんなに楽だっただろう。 だけど、私はその言葉を理解できないほど馬鹿でもなかった、 無論、それは彼も知っていること。 だから、彼は敢えてこんな言い方をしたんだろう。
「あっそう....」
これもきっと彼の予想通りだったのだろう。 私の答えに彼はすぐさま頷いた。
馬鹿みたいだ。
その言葉も この言葉も
馬鹿みたいだ。
ココロと身体が離ればなれになった気がした。 ただ、私の目だけはココから離れて遠い世界を見ている。
ナナナ
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