lucky seventh
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2004年12月01日(水) |
私という名の不協和音 |
壊したいと、思ったことがある。
壊して、なくなってしまえばいいのに、
だけどそれは、酷く悲しい気持ち。
【不協和音】
あぁ、乱れている。
胸に手を当てて、心臓の音を聞く。 途切れがちに聞こえるのは、気のせいなのだろうか?
腕に手の先を当てる、脈を計ってみる。 腕に耳を当てる。
あぁ、私は生きているんだ。
ふとした拍子にそんなことを思う時がある。 生きているんだから、当たり前の筈なのに何故だかそう思う時がある。 でも、私はどうして生きているのか分からない。 生きててもどうしようもないと、思う。 そのどうしようもないは、きっとあきらめで最高に惨めな称号で、 私はきっと人生という名のレースに出る事ができなかったのだろう。
壊れてしまえ、そう思ったことがある。 壊れてしまえばばいい、そうしたら私はきっと笑えるから。
心も身体も粉々に、そして私は流砂となって時を刻む。 変わらぬ時を、 思い嘆き、 そうして私は大河の一滴となろうとも、そこに流れ続ける。 埋もれた私を 溺れた私を それでも私は私として、ただあるがままに 掘って 掬って くださいませんか?
身体の中を流れる水に、鼓動が重なる。
あぁ、私はフル可動しているんだね。 私は生きているんだね。
ほんとうに?
ナナナ
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