lucky seventh
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2005年03月02日(水) 夜がコワイと泣くこども

いつだって、救われているのは自分の方。
この手は、何一つとして作りはしないし壊しもしない。
ただあるだけ、躯にあるだけ…










あの頃は手の届かない闇に怯えていた。
明かりを消して、途端に広がる暗闇に呑み込まれそうで、
呑み込まれそうなほど小さい自分に、知らずのうちに恐怖する。

この頃は手の届く闇に怯えている。
明かりをつてけいても、突如として襲い掛かってくる暗い絶望。
もがけどもがけど、そこから這い上がることのできない自分。


恐い。
知らずに恐れていた。
知って、恐れている。

ただ、隣で眠る貴方に救われる。
背中に感じる人の体温。
それだけで救われる。

大丈夫。まだ私は独りではない。


人は幸せであればあるほど現状に不満を抱く。
幸せだからこそ気付けること。
考える余裕があるからこそ抱く。

退屈な日常に飽きて、非日常を求める。
それはその人の世界が平和な証。

だから大丈夫。まだ私はそこにいるのなら、
私は幸せだと分かるから。



そして、私はそれを大切にしていきたい。


ナナナ

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