lucky seventh
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嘘つきな僕らの 偽りだらけの告白劇。
:愚者に賛美を…
「好き(かもしれない)。」
その日、僕は彼女にむけてそう言った。 ちなみに後半の「(かもしれない)。」は勿論心の中にしまっておいた。 『猟奇的な彼女』というフレーズを体現したような彼女は、 告白することすら命がけだと言うのは周知の事実だ。 あえてそこに触れる馬鹿はいないことがまた噂の信憑性を高めて恐ろしい。 そんな彼女に曖昧なことを言ってみろ。 確実に殺される。むしろ瞬殺だ。
「付き合って(くれたらいいなぁ)。」
ナナナ
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