lucky seventh
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2005年07月23日(土) 多角形ロジック デコボコデコ

「あ、もしもし!
 オレオレオレ!!ってオレオレ詐欺じゃないからなー!」

ってか着歴に名前でてるし…。
少女は内心そう思いつつも、
つい電話を取ってしまった自分を軽く後悔した。

「今からマックしようぜ!奢るよvV」


それは何の予定もない自分を見越しての、確信的なお誘いだった。




「このメガネが!!!」
叫んだ男に対して、
「なに?それ、眼鏡に対する冒涜? 殴るよ。(にっこり)」
向かい座る男は虫も殺せないような微笑み付きで、のたまいやがった。

ほんの数分前までは、和やか(?)ムードで人生相談をしていたはずだった。
むしろ、人生相談してたと言うよりかは愚痴になって
結局はそん愚痴に対して男は俺様主義の主張にはじまり自分自慢になっていた。



でもね、取り合えず言わせろ。
メガネはお前だろ!(しかも色眼鏡)
そして、お前はメガネじゃないだろーに。
叫んだ男共に対して、それを傍観していた少女は内心で突っ込んだ。


取り合えず、男の財布を持って席から立ち上がった。

なんてったって奢りだ。
期間限定シェイクだって飲み放題だ!!

少女はささやかな幸せに浸りながらレジに向かって歩みだした。
隣の前後で起こっている事柄なんぞ少女にとっては大事の前の小事であった。

「歩きが千鳥足だよ」
「やっすい幸せだよなー」

それを男二人はいつのまにか微笑ましそうに見ていたのを少女は知らない。


ナナナ

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