lucky seventh
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あの日、アタシの目の中に映ったのはあの 青の色。
アオイハル
肩より長い、自慢の黒髪を三つ編みにして、 睫毛バサバサ、デカくて切れ長の瞳をメガネで隠した。 木の葉を隠すには森の中とはよく言ったもんだ。 とりあえず群集にまみれて、それでアタシは… アタシはただひたすら再来を待っていたのかもしれない。
アイツがこの町に帰ってくるのを。
ここで待っていようと思った。 そのために、日ごろの行いを改めみたりした。 だけど、アタシの作戦は思わぬところでは功を奏しすぐたらしく、 ちょっくらイジメにあったりなんかしている。 本音を言うと、 そろそろ地獄を見せてあげようか?と、言いたくなる。 もしもアタシの半身がここにいたら、二つ名が泣いていると たいそう嘆かれていたことだろう。
悪魔の如き女
それがアタシの二つ名。 この名がアタシの生き様。 悪魔の如き強さと、恐ろしいまでの嫌悪感によって形作られた。 その姿はまるで地獄の悪魔そのものだと。
ナナナ
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