lucky seventh
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2005年10月09日(日) アオイハル

あの日、アタシの目の中に映ったのはあの 青の色。



















アオイハル













肩より長い、自慢の黒髪を三つ編みにして、
睫毛バサバサ、デカくて切れ長の瞳をメガネで隠した。
木の葉を隠すには森の中とはよく言ったもんだ。
とりあえず群集にまみれて、それでアタシは…
アタシはただひたすら再来を待っていたのかもしれない。

アイツがこの町に帰ってくるのを。

ここで待っていようと思った。
そのために、日ごろの行いを改めみたりした。
だけど、アタシの作戦は思わぬところでは功を奏しすぐたらしく、
ちょっくらイジメにあったりなんかしている。
本音を言うと、
そろそろ地獄を見せてあげようか?と、言いたくなる。
もしもアタシの半身がここにいたら、二つ名が泣いていると
たいそう嘆かれていたことだろう。

悪魔の如き女

それがアタシの二つ名。
この名がアタシの生き様。
悪魔の如き強さと、恐ろしいまでの嫌悪感によって形作られた。
その姿はまるで地獄の悪魔そのものだと。


ナナナ

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