lucky seventh
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2006年10月11日(水) どうしようもなく弱いから、私は私の墓標をたてる。

あぁ、何してるんだろ 自分。

重い身体を引き摺って、
一本、また一本と杭を打ってゆく。
己が身に。
涙を溢れさせ
それでも笑いながら、
この身を打ち付ける手は止めない。

ヒュー

ヒュー

口から漏れる息は吐息にすらなりはしない。
今にも途切れそうな、止まりそうな呼吸。









あぁ、まさか自分で自分の墓標を立てよう日がこようとは
思いなんだぁ。













「レリック?」

その呼びかけに、見覚えのある面影が振り返った。
こんなところにはいるはずのないその人物が
それでもここの居る事実。
その答えにサァーっと血の気が引いていくのを感じた。

「…裏切ったの?」

嘘だ。
嘘だと言ってくれ。

そんな思いを裏切るように
目の前の男、レリックは笑った。

肯定された。


「何で何で何で何で何で何で何で何で
 笑ってたじゃないか?
 隣で。私の隣で!!!!! 何故、黙ってる?」





ナナナ

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