★ LIVE DIARY ★

2002年11月13日(水) HUSKING BEE 「 ワンマンツアー 」  @SHIBUYA-AX

「 the steady−state theory TOUR 」


やっと!念願の!ハスキンワンマン!!
いや、ほんとに知るのが遅すぎた!  もっと早くから聴いておけばよかった!
でもとにかく“今”のハスキンを味わうために行くのです!!
当日は平日のため、18:30頃にAXに到着。  中に入ると物販が気になった
ものの、急いで会場の中へ。  暴れるつもりはなかったので、後ろの方でも
よく見える位置をGETしたくて。
でもさすがハスキン!  すでに後方までぎゅうぎゅう!
なんとかにじり寄ってにじり寄って、徐々に前の方に行き、なんとかPA真横に。
一段低いところとの境目の柵から2列目で、まあまあステージも見えるし安心。
オープニングアクトがあるかな?とドキドキしてたが、19:15頃、いつもの
SEが流れ、大歓声の中LIVEがスタートした!!


前半はやはりほぼNEW ALBUMからの選曲。  そりゃレコ発ツアーだし!
NEW ALBUMで一番好きな「Dawn and gone」は2番目に。
ここ最近のイベントでのSET LISTと一緒だ。
でも大好きな曲だけに、もうちょっと中盤でやってくれたほうがうれしかったな〜。
それだけがちょっと残念だったが、まあ、生で大歓声の中聴けただけでも!
あ〜、どんどんさんてばなんていい声!!
それにしてもハスキンはすごい。 ワンマンTOURでもまったく気負わず・飾らず、
ステージは4人がいるだけで他に何にもないし、もちろんオープニングアクト
とかもないし、SHELTERとかLOFTのイベントに出た時となんら変わらない。
だけど観客は大興奮で、1曲目からダイブ・モッシュ・歓声の嵐!
そしてみんなニコニコの笑顔。 もちろん私も!
中盤はアルバム「PUT ON FRESH PAINT」から「LIFE」や
「AMBITIOUS MEN」などを。  そして更にもっと初期の曲
「QUESTION」なども。
イッソンさんは曲を始める前に、「ちょっと懐かしめの曲を。 思う存分POGO
ダンスして下さい(笑)」なんて笑いながら言っていた。  POGOダンス!
久しぶりに聞いたぞ、その言葉(笑)
後半に入ると、いったん3人がソデにひっこんで、イッソンさんだけがいすに座って
アコギ1本で「瞬く過現未」を弾き語り。 いや〜、もう! 言葉にならない!!
続いて3人が再び登場して、しかしフロント3人はやっぱりいすにすわって
「DAY BREAK」「オーバーラップワルツ」「バランス予報」「これ、からだ」
をゆったりと。  いい感じだな〜。
ハスキンは盛り上げるだけじゃなくて、こういう風にじっくり“聴かせる”ことが
出来るところがすごい!  また、すばらしい声の持ち主が2人もいるし!
さらには1曲1曲を始める前に曲解説してくれて、それがまたいい話だったり。
ここでまた通常BANDスタイルに戻って数曲。  名曲「欠けボタンの浜」も
久しぶりに聴けた!!  あ〜、でもこれはLOFTで聴いた時のほうが私は
よかったかな〜?  TOURの半ばだっただけに、ちょっと声が出てなかった。
最後は大盛り上がりの曲「THE SUN AND THE MOON」や
「新利の風」でたたみかけて終了。
しかし特筆すべきはラスト「勝利の風」の前にワンコーラスだけ演奏された
テッキンさんの中学生時代のBAND『しあわせドッカン』(笑!)の曲
「COME ON THIS」!!
タイトルも文法的にめちゃくちゃだし(笑)、曲もなんか繰り返し多用の爽やかだけど
単調なリズムの・・・。  「これやるの、レオナがいやがるんだよな(苦笑)」
ってイッソンさんが言ってたけど、そりゃあ分かる(笑)
でもテッキンさんは気持ちよさそうに歌い上げてたし大盛り上がりだった!


もちろんのアンコールではなんと最初に出てきたレオナさんとテッキンさんが
丸坊主で!!  引っ込んでから出てくるまで5分もなかったぐらいなので
何が起こったのか分からなくて会場もパニック!  笑い声や「え〜っ!」って
驚きの声や歓声やもうぐちゃぐちゃ(笑)
そしてテッキンさんがツアーを振り返る話をしてたらイッソンさんとどんどんさんも
丸坊主で登場!!  どうやら裏で順番に刈ってたらしい(笑)
イッソンさんは聖子ちゃんの「夏の扉」の一節♪髪を切った私に 違う人みたいと〜♪
なんて歌っちゃったり。  大・歓・声!!(笑)
坊主にしたわけは裏方スタッフとの約束だったかららしくて。
その方々がツアー初日に坊主にしたので、自分たちはAXでやろうと決めたらしく。
まったく考えられないことをする人たちだ!! すげ〜っ!!(笑)
そんな頭のままでのアンコールでは「NEW HORIZON」などの激しい曲や
懐かしい曲を。
ここで感動だったのは私がハスキンで一番好きで、まだ生で聴いたことがなかった
「SUN MYSELF」がやっと聴けたこと!!
「ワンマンだったら(古い曲だけど)やってくれないかな〜?」と期待半分・あきらめ
半分だったのでめちゃくちゃうれしかった!!
そして1回目アンコール最後の「WALK」と「一道のイデア」はもうほんとに
すばらしくてすばらしくて!  会場中が一体となった!!
「WALK」が終わった時には「WALKはこんな頭で歌ってたよな〜(笑)」
なんて言ってみたり(笑)  そうそう、丸刈りは「初心に帰る」という意味も
あるそうで。 帰り過ぎだって(笑)
「一道のイデア」はアルバムで聴いたときはそんなによく思わなかったけど、この日は
この日一番すばらしい曲だったと思う。
ちなみに「WALK」は「歩こう!」と決めた曲で、「一道のイデア」は「歩いている」
曲だそうで。  なんかすごい意味があるな〜。
実はこの後2回目のアンコールがあって、最後にものすごく古い曲「アンカー」を
やったけど、それはもうなくてもよかったんじゃないかな?と思うぐらい。
それにしても終始感動・終始笑顔の最高のLIVEだった!!
そしてハスキンのLIVEの後はいつもそうなんだが、「前向きに自分らしく生きよう」
なんて思っちゃったり。
元気づけてくれる人々です、HUSKING BEE。  ありがとう!!


帰りの渋谷駅までの道のりも妙にニコニコしちゃって、周りの人からしたら怪しい人
に思われたかも(笑)
しかもNHKホールでなんかあったらしくて、途中からは大勢のギャルと合流。
「でも絶対ハスキンLIVEのほうがすばらしかったもんね!」なんて勝手に
比較して、優越感に浸りながらの帰路だった。(←大バカ)


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