2003年01月11日(土) |
MICA FLAKES/STUD MUFFIN @札幌SOUND CRUE basement |
CATCH THE MONOCHROME presents 「 IN YOUR POCKET 」 ■ 1st day ■ W : FLUKE / cuthbarts / MONOCHROME OMITA PARKERS / thelonius / HIGH VOLTAGE / liuloaf
久しぶりの遠征が、なんと北海道は札幌!! でもここまで遠いと「観光も兼ねて」ということになるのでかえって潔く決まった。 だってだって、wffの初遠征というのもさることながら、なんとMICA FLAKESが 再結成すると! しかもかっこいいと噂のアンフラBAND、STUD MUFFINも 一緒に見れるというなら飛行機代も惜しくはない。 しかしやりくり上手な私たちは、飛行機代が往復2万円(ANAの「期間限定ふるさと 割引」というもの!)、宿代が2泊で6000円代(すすきの駅から徒歩10分という すばらしい立地の普通のビジネスホテル!)という激安価格で旅行代を収めた。 その代わり鮭とか数の子とかおみやげを1万円も買っちゃったけど(笑) 当日はお昼に千歳空港に到着。 まずは電車で札幌に向かい、「味の時計台」で 札幌ラーメンを食す(うまい!)。 そしてとりあえず泊まるホテルに行ってちょっと落ち着いてから、札幌っ子なっちゃんと すすきの駅前で待ち合わせ。 いつも東京で会ってるなっちゃんを札幌で見ると なんか不思議な感じ(笑) なっちゃんのホームなのに。 夕方、クロゴメさんのご好意によりマイカのリハをのぞかせてもらってから、 ちょっと外で時間を潰してふたたび会場へ。 ちなみに駅周辺はしっかり雪かきされていたが、ちょっとはずれの会場付近はかなり 雪が残っていて、雪に不慣れな東京人はかなりドキドキだった(笑)
今回のイベントは2DAYSで、しかもそれぞれ10BANDづつぐらい出るという すごいもの。 出入りも自由で、まるで年越しLIVEみたい! そしたらやっぱり全部見る気力はなく(苦笑)、前情報により気になってたBAND のみ見させてもらった。 ちなみに今回もさちよさんのVJが!! しかもスクリーンがバッチリ見やすい位置に。 きれいな幾何学模様がいろいろ変化する映像も印象に残ったが、誰かが走る足元が スローで映ってる映像とか、高速道路を走る車のフロントガラスから見た景色がずっと 映る映像とかがすごくよかったなぁ。 さちよさんの映像は優しいイメージがあったが、今回見たものはすべて何か強い意志 とかの感情が伝わってくるものだった。
■ PARKERS ■ ・ MICA FLAKESのDr.ナガタニさんの新BAND。 ・ BANDと言ってもナガタニさんとG&Vo.の2人だけ。 いわゆる“ストレイ テナー編成” しかもお父さんのナガタニさんに対してG&Vo.は20代前半 と思われる若い男の子でびっくり!(笑) ナガタニさんはいろんな人脈あるんだな〜。 ・ 曲もものすごく激しくてびっくり!! かなり自分好みの「絶叫+ギターギャン ギャン+ドラムドカドカ超速」系。 ・ 歌に荒削りな感じはありつつも、すごくかっこよかった。 ナガタニさん、すごい!!若い!!(笑)
■ liuloaf ■ ・ MICA FLAKESのG.サワさんの新BAND。 しかも初LIVE! ・ サワさんの声はやわらかいので、曲調もそんな優しいさわやかな感じをイメージ してたら結構力強い感じでびっくり! ・ 初LIVEということもあり、まだ曲も終わり方がバタバタしてたり、LIVE 展開がたどたどしい感じではあったけれども、サワさんの新しい方向性が 見えてくるような期待感いっぱいのBANDだった。
■ FLUKE ■ ・ STUD MUFFIN(+MICA FLAKESサポート)の岡部さんの もうひとつのBAND。 しかも他のメンバーもみんな他にBANDをやって いて、いわば「札幌のいいBANDの選抜チーム」みたいなBANDらしい! ・ なんかものすごく男らしい音だった。 また、さすが選抜チーム(←勝手に) だけあって、メンバーひとりひとりがしっかり主張している演奏だったと思う。
■ MICA FLAKES ■ ・ まさかまた見れるとは思ってもいなかったマイカのLIVE!! それだけで ドキドキ!! ・ 東京でのLIVEとは違ってすごくすごく堂々とした貫禄のLIVE。 ・ 熱狂的なファンとかもいっぱいいて、仲間のBANDとかからも歓声もあがって、 「ああ、みんな待ってたんだなぁ!」と。 ・ クロゴメさんはもwaterfall flowsとは明らかに違う顔で。 歌い方も、wffの迫力のある男らしい歌い方ではなく、響きを大事にしたような やわらかくて透明な歌い方。 この歌い方も聴きたかった!! ・ 2nd「see you・・・」で一番好きな「teenage fragment」が聴けなかったのは ちょっと残念だったが、1st/2nd含めて一番好きな「GOLD DUST」が 聴けたので大・感・動!! ・ でもサワさんメインボーカルの曲もほんと聴きたかった〜! 残念!! ・ やっぱりクロゴメさんとサワさんのハーモニーはすごいなぁ。 ものすごく自然に 溶け合ってる。 そして頭の中で反響する。 ・ PARKERSでの爆裂ドラムもかっこよかったけど、きれいな曲で迫力のある ドラムを叩くナガタニさんもやっぱりかっこいい! ・ 本日2回目のLIVEの岡部さんも、サポートとは思えない迫力のギター! 秋浜さんのギターでのLIVEを見たことがない私は、もはやマイカのギターと いえば岡部さんなのです。 キレ気味の荒れ狂うギター最高! ・ 「もしかしたらまた結成するかも?(苦笑)」なんてMCで言ってたけど、ぜひ再結成 して欲しい。 そんなBANDがあっても絶対いいと思う!! ぜひっ!!
■ STUD MUFFIN ■ ・ 1日目のトリは「STUD MUFFIN」!! ・ UNDER FLOWERのコンピで曲は聴いたことがあったものの、LIVEは初めて。 シヅりんがかっこいい!かっこいい!と大絶賛だったのですごく楽しみにしていた。 ・ 聴いてみたらなんともシブい、かっこいい音! ツインギターが渇いた音で うねってうねって。 本日3回目のLIVEとは思えない岡部さんの大迫力の演奏にも感嘆! ・ Vo.もG.2人のツインヴォーカルで、それぞれのメインの曲があった。 2人とも、男らしく力強い迫力の声! ・ 激しいギタリスト2人に対して冷静に淡々と弾いていたBa.さんも印象的。 特に後半、何度も動き回るG.の人にぶつかられそうになっててちょっとハラハラ(笑) ・ 岡部さんじゃない方のG&Vo.の人が旭川に引っ越してしまってからLIVEが 減ってしまった・・・となっちゃんに教えてもらう。 しかもそんな貴重なLIVEも何回かは(どうしてもその人が札幌に来れなくて) 3ピースでやったりしてたと。 その時は岡部さんメインヴォーカルの曲しか 出来ないし、やっぱりちょっとさみしいらしくて。 でも「今後もLIVEはマイペースに続けて行きます!」とMCで。 いろいろ大変だとは思うけれど、ぜひがんばって続けてほしいと思った。
STUD MUFFINのLIVEが終わったのが0:30頃。 一応終電を気にした人はマフィンの前に帰っていたようだが、でも会場にはかなりの人 がまだ残っていて。 「まさかみんながみんな車で来てるわけじゃないだろうし、 どうやって帰るんだろう?」って不思議がってたら、クロゴメさんから『札幌の人は ほとんどが札幌駅/すすきの駅から2・3駅のところに住んでいて、タクシー代も そんなかからないから繁華街での夜が遅い』と教えてもらう。 すごいな〜。 そして今日のLIVEの感動を大興奮気味でSTUD MUFFINさんに話すシヅりんにも びっくり(笑) こんなシヅりんめったに見れないって程のハイテンション! いろいろ難しい話を聴いたけど、ほんと、東京でもう1回LIVE見たいです。 田中社長! ぜひ!ぜひ!! 打ち上げもお誘いいただいたが、さすがに初日でかなり疲れてたのでご遠慮して ホテルに戻る。 帰り途中のすすきのの街がほんとにぎやかで、クロゴメさんの説が 正しかったことを深く納得。 だって歌舞伎町とかと違ってものすごく普通の若者 とかもいっぱいいたし。 締めはコンビニで遅い夕食を買ってホテルで食べてぐったりと就寝(笑) ラーメン屋とか行きたかったけど、疲れと寒さに負けたのであった・・・。
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