2003年05月02日(金) |
ソフトタッチ 「 ラストLIVE 」 @下北沢GARAGE |
ソフトタッチ presents 「 A TOUCH MENT FINAL 」 1 : サザンハリケ−ン 2 : ソフトタッチ
GW後半戦の幕開けは、なんとソフトタッチのラストLIVE。 まさかまさかと思っていたらあっという間にこの日が来てしまった。 当日は、LIVE前にシヅりん中心に作成したフリーペーパーの紙折りの作業が あったため、お昼過ぎに集合。 ファーストキッチンで折り始めたら、どんどん 人が集まってきてびっくり。 呼びかけてくれたかおりん、ありがとう。 みんなで必死に折ってたらなんとか納入期限の16時前に作業終了。 慌ててGAREGEに届ける。 楽屋でくつろいでたメンバーには「後で贈呈式を やるので」と、もったいぶってまだ渡さず(笑) いったんCAFEに行ってくつろいでたら編集長のシヅりんが職場より到着。 あらためてGARAGEに行き、メンバー御本人たちへ贈呈式を(笑) ちょうどそのタイミングでいろんな人が来たりお寿司の差し入れが届いたりで ちょっとバタバタしてはいたが、渡したらすぐに読みふけってくれて、なんか とてもうれしかった。 でも読み終わっての感想を聞けるような状態ではなかった ので、それは遠慮して外に出る。 開場を待つ間にいろんな人が来て、中に入ってからもどんどん人が来て、知り合いが いっぱいの中、「A TOUCH MENT FINAL」が始まった!
佐野くん曰く、「(切腹の)カイシャクをお願いしたら、快く引き受けてくれた」という サザンハリケーンから。 仲の良いBANDのラストLIVEの唯一のゲストって、 複雑な心境なんだろうなぁ・・・。 ちゃんとLIVEを見るのは初めてだったが、「歌謡ロック」って感じ? すごく明るくて楽しいLIVE。 最後はなぜかメンバーどうしで固い握手をして、更になぜかギターの人は会場の お客さん(というか私ところちん)に自分から握手を求めて(笑) 思わず握手してしまったが、なぜだったんだろう?(笑)
そしていよいよソフトタッチ。 自分が初めてソフトタッチLIVEを見たのと同じ、 ここGARAGEでラストLIVEという因縁も感じる中のスタート。 普段はSEなんか使わないのに、なぜかラストLIVEでSEを使った。 洋楽なので私は分からない曲だったが、後のMCで、TEENAGE FANCLUBの曲 と判明。 佐野くんがTFCで一番好きな曲だったらしい。 ずっと好きな曲だったが、最近訳詩を初めて読んで、そのくだらなさにびっくりした のと同時に、悔しさとその曲への更なる愛情が湧いたらしい(笑) 「歌詞なんて伝わって無くてもその曲で人を感動させることは出来るんだ」とも 思ったらしい。 そうだよね。 そういうこともあるよね。 そして1曲目はフリペのアンケートでダントツ1位に輝いた「微妙です」。 初めて聴いたのは大阪のPPPレコ発だったなぁ。 泥酔でメロメロで 佐野くん全然歌えてなくて、「なんて曲だ!」って思ったっけ(笑) なんか4人ともすっごく力が入りながらもニコニコ・ニコニコしてて、 「ラストLIVEを“楽しもう”」って雰囲気がすごく伝わってきた。 だからこっちも楽しまなきゃ!って思って、しっかり気持ちを整えた。 そして「Wait for me」「Queen of Southmarket」と懐かしい英語詞の 曲を2曲。 やっぱりいいなあ!とじっくり。 「パワーポップ」って言葉を聞くと、私はいつも「Wait for me」を 思い浮かべる。 ものすごい名曲だと思う。 ここで入ったMCではでか大の肋骨骨折話を(笑) でも、今回「お風呂で ゴキブリを見たショックでころんで骨折した」ことより、「前にサッカーでキーパー をやってた時にも骨折した」って話で、「やっぱりでか大はキーパーなんだ!」 ってことでみんな大爆笑(笑) 野球の時はキャッチャーなんだろうな(笑) この次は「エンドマ−クタワー」「それと同じ」と、最近の曲を続けて。 「エンドマークタワー」のめちゃめちゃかっこいいほっしードラミングも 見れるのはこれが最後なんだと思うとちょっとしんみり。 ソフトタッチが最後に生み出した最高傑作だよな〜。 ここのMCではでか大が自分の今後の話を。 すでに活動中だがカツラダ ファイブとして活動することを話し、LIVEの告知など。 結構LIVE数多いBANDだと記憶してるので、がんばってほしい。 そしてまたまた英語詞ゾーン。 「Scholastic Graffiti」 「Someone Sleeping in my bed」「Foresight」と3曲続けて。 「Foresight」はPPPが発売された前後しかやってなくて、すごく 久しぶりで、なので佐野くんも曲が終った途端「久しぶりなんで緊張したね(笑)」 だって(笑) この曲の隠れファンは結構多くて、もっとLIVEで やって欲しかったって声も結構聞いたなぁ。 ここのMCでは、最後に対バンしてくれた「サザンハリケーン」にお礼など。 また、ここで前述のSEに使ったTFCの曲について佐野くんが語ったり。 あと、やまだんごの現状と今後についてとか(笑) BANDをやらないのはもったいないけど、「今はまだちょっと」という言い方を してるので、またやりたくなったらやってくれるんじゃないかと期待してます! とりあえずはドンキ・ホーテでがんばれ!(笑) そしてソフトタッチ大分岐点になったんじゃないかな?と勝手に思ってる曲 「書き割りみたいな僕らの世界」「僕の失敗学」 私は今後佐野くんがほっしーと2人きりでやっていくというアコースティック ユニット「BEDTOWN」は、この2曲の発展系なんじゃないかな?と 想像してますが、どうかな? そして大好きな「甘い陽」「Lifetime」流れ。 最後にこの2曲を 連続で演奏してくれてすごくうれしかった。 私はこの流れがすごくすごく 大好きで! とてもすばらしくてとても切なくなった。 「あ〜、ほんとにこれが最後なのかな〜?」 聴きながら何度も何度も思った。 しかしそんな後のMCで佐野くんは「シャブ」を連発! たぶん照れを 隠しているんだろう(笑) そう思いたい・・・。 そしてソフトタッチ英語詞曲の中でも代表曲「Today is gone」「Spare」 「May difine me finaly」を! やっぱりこの3曲はLIVEでも相当盛り上がったし、「これ! これだよな!」 って曲たち。 私がソフトタッチで一番好きな「Spare」では、なんかもう、 うれしいのと楽しいのと悲しいのとさみしいのがごっちゃになりそうだったけど、 自然と「うれしい」って感情が一番強くなった。 「May・・・」ではやまだんごがソロで歌う姿を、目に耳に焼き付けて(笑) そして最後にして初めて、「いったん終らせてから佐野くんソロが入ってまた 最後のサビをやって終わり」というver.を!! これがなんともかっこよかった!! すごかった!! 最後のサビの4人の演奏は、鬼気迫るほどの迫力だった!! 最後のMCでは、佐野くんが、「オリジナル曲をやるBANDで初めて組んだのが このBANDだった」とあらためて振り返り。 最初に組んだのがこんなすばらしいBANDだったなんてすごいね。 本編最後は「甲状腺」と「ピンポイント」 最後に「一番LIVEでやった曲」をもってきたのかな? でも2曲とも今までのLIVEの中で一番最高の演奏だったと思う。
大拍手の中4人が退場して行ったけど、「まだGodhandやってないじゃん!」 ってシヅりんと2人でぶーぶー!(笑) アンコールならぬ「Godhand」コールをしてたら4人が再登場。 佐野くんが「(アンコール曲は)何がいいかな?」って言ってるので2人で 「Godhand〜!」ってリクエストしたら、佐野くんは「おまえらどうせ 山田の曲(=godhandのこと)が聴きたいんだろう!(笑)」ってちょっと スネてた(笑) だってこの曲やらないラストLIVEなんて絶対許せない!! そしてアンコールは無事「Godhand」をやってくれた(笑) (その前に、なぜか佐野くんのものまねver.→超速テンポver.で「乾杯」 by長渕剛が演奏されたんだけど(笑)) もうこの時の「Godhand」は言葉に表せないすばらしさ。 そして最後にもう1回「微妙です」。 最初と最後に2回も演奏するなんて、 この曲への4人の想いがひしひしと伝わってきた。 そして、見てて聴いてて あまりに楽しくて、「これがほんとの最後」っていうことが信じられなかった。 ソフトタッチの4人もお客さんも、みんなニッコニコの笑顔での終幕だった。
LIVE後はしばらくGARAGE前でいろんな人とおしゃべりをしたりして、 結局誘ってもらって打ち上げに参加させていただいた。 でも私は次の日も重要なLIVE(笑)があったし、人数オーバーしているよう だったし、そんなに4人と話せそうもなかったので、終電頃帰宅。 電車の中でも何度も「今日はソフトタッチのラストLIVEだったんだよな」って 自分に言い聞かせたが、まだ実感が湧かなかった・・・。 しかしこの日のLIVEはソフトタッチ史上最高のLIVEだったことは確か。 酔っ払いの4人にはとても言えなかったので(笑)、ここで言わせていただきます。 すばらしいLIVEを、すばらしい音楽をありがとう!!
|