2003年07月09日(水) |
RUMTAG @下北沢Que |
「 IFF meeting JUNCTION ver.8.2 〜 ト−キョ−ジャンクション 〜 」 1 : RUMTAG 2 : folk enough 3 : 無戒秀徳 4 : 白☆星
★ RUMTAG SET LIST ★ 1 : ROBOT 2 : 同化の華 3 : MY PRIVATE E.M.A.Y 4 : MELODAY 5 : レ−サ− 6 : ( 新曲 ) 7 : PULL
この日は福岡祭り@下北沢! 企画者が福岡のレーベルで、出演者全員福岡 (or福岡出身)ということで、勝手に福岡祭りよばわりです(笑) ともまつ以来のRUMTAGに、福岡で見た白☆星・・・と楽しみにしてたのだが、 噂の無戒秀徳(元ナンバガ向井氏のソロ)の出演のためか、即効SOLD OUT でぎゅうぎゅうなことが予想され・・・。 しかも事前に調べたらめずらしくRUMTAGはTOPとのことなので、 開演時間ぴったりぐらいに慌てて入場。 そしたらこの時間はまだ予想ほどは 混んでおらず、ちょっと安心。 奥のエサキさん側前の方へ進出。 でもさすがに最前列とかは無理だった(笑)
ここでまずIFFのスタッフからの挨拶。 白☆星のインタビューで 「かなり若い子達15・6人の集団」と書いてあったが、ほんとにたぶん20代 前半という感じの男の人。 話し方も今時の(笑) 「でもそれなのにかなりしっかり運営している」とも書いてあって、挨拶 からもなんかとても“福岡音楽”に対する思いが伝わってきた。 でも、ちょっととりとめが無さ過ぎで長過ぎだったかな?(笑)
そしてお待ちかね、「RUMTAG」の登場! 吼えるような歓声が湧く。 そしてまたまたNEW音源通り、「ROBOT」からスタート。 最初から3人とも気合入ってる! そしてやっぱり続いて音源通り「同化の華」 出だしのドラム・ギター・ ベース、全てがかっこいい曲! 厳しく問い続ける歌詞を激しく 叩きつけるように歌う諸富さん。 一緒に歌いながら思わず自分にも 問いかけて、なんだかどんどん苦しくなるのに感情が高まっていく感じ。 この日の激しさ・迫力は、やっぱり東京なのに福岡勢・福岡出身者が いっぱい集まってることによるのか? そしてここで諸富さんが「僕はあんたらがえらい嫌い。 あんたらの好かんとこ 10個歌おうとしたら、全部自分のここ(心臓を指して)の好かん歌でした」と ちょっと挑発的に。 ここのタイミングで言ったが、たぶん「ROBOT」の ことだと思う。 前にも同じようなことを言ってたから。 でもこんな感じで言うのは初めてで、「今日のこの場だからこその率直な言葉」 だと思った。 心にぐっさり来た。 そして故郷を歌った(らしい)「MY PRIVATE E.M.A.Y」。 いつもはとても雄大で広がりを感じる曲だが、この日は激しい焦燥感のような ものを感じる尖った曲に聴こえた。 ここでちゃんとした1回目のMC。 でもここでもすごく印象に残ることを。 「福岡は、もうアウェイやね。 バリバリ福岡弁抜けんちゃけど(笑) そんで東京もアウェイやね。 どげんしようか?(笑) どこにもおれん。 おるけどね(笑) 無理やりおるけど」って。 そして「MELODAY」へ。 やっぱりいつもの爽やかさより力強さを 感じた。 エサキさん・橋本さんも、諸富さんがこの日言いたいこと・表現 したいことを「言わないでも分かってる」って感じで。 3人ともすごくいつも以上に感情のこもった演奏だった。 その後はちょっと間をおきながらも、何のMCもなくこの間の新曲2曲へ。 いつもみたいな「無理やりにでも話そう」というサービス精神は、今日は ええやろ?って感じ(笑) 演奏する前にちょっと小声で打ち合わせしてたが、2曲ともやろうかどっちか 1曲にしようかギリギリまで悩んでたのかな? この前と順番が逆だったけど、やっぱりどっちかといえばまだ題名が分からない方 が自分は好きかも。 そしてそのまま超激しい「PULL」へ。 ここまでがいつにない気迫だった から、「今日のPULLはすごいぞ!」と覚悟はしたが、やっぱりすごかった! まさに「鬼気迫る迫力」!! 特に、楽しそうに暴れていた橋本さんに 釘付け。 会場も大盛り上がり! いやあ、なんか、東京でも福岡でも見れない、とても貴重なRUMTAGを 見せてもらった感じのLIVEだった。
次は全く知らなかった「folk enough」 しかしこのBANDが実に良かった! ものすごい変調子のリズムの曲に、とても色っぽい声で歌う挙動不審なVo.(笑) Vo.とは対照的にごつい感じのBa。 私は全然見えなかったのだが、 紅一点だったらしい女性Dr。 なんだろう? R&Bって言うのかな?こういうの。 でも元々そういうのは 好きではない私もぐんぐん引き込まれた。 またVo.さんは、話すと更に挙動不審でおもしろいし(笑) なんかとっても不思議な魅力のBANDだった。 ぜひまた見たい。 あと、観客の方も、好きな時に好きなように声をあげて叫んで踊ってて(笑) これは福岡独特の楽しみ方なんじゃないかな? 博多LIVEでのFIELD の時もそうだったから。
3番手で人がどっと入ってきて、噂の「無戒秀徳」登場。 元ナンバガの向井氏なんだが、「戒めが無いと書いて、無戒。 無戒秀徳で ございます」って自己紹介(笑) 1人でやるのかと思ってたら、なんとコーラスオンリーで、HP『ターゲットは ダレダ?!』の管理人さんでもあり、ナンバガ・RUMTAG・ルミナスオレンジ・ downy等のレコーディングエンジニアでもあるらしい人が参加。 ビール片手にたまにコーラスする感じで、すごい自然体だったけど(笑) そんで曲は確実にナンバガのものでは無さそうな(笑)、ソロになってから 作ったんであろう、♪変態教師の肉体教育〜♪とかいう不可思議な歌詞の曲 ばかりで。 猫がマタタビで踊るとか・・・。 でもアコギ1本だとやっぱりすごくよく声が聞こえて、やっぱりキレイな声 してるな〜とは思ったり。 歌詞はほんとすごいんだけど(笑) 後半は歌詞もわりとまともな、叙情的な曲が多くなって、ぐっと聴かせる感じ。 クアトロのユニットよりずっといいなぁと思ったけど、とにかく長かった(苦笑) コーラスが加わっただけの弾き語りなのに、1時間近くやったんじゃないかな? さすがに後半は体力消耗してかなり疲れた・・・。 向井氏目当ての人は大歓声だったけどね。
トリで福岡遠征の時に見た「白☆星」。 一番若いBANDだけど、一応この日は白☆星のレコ発も兼ねてたので トリだったらしい。 やっぱり結構な人数の人が外に出ちゃったり、前の向井氏の雰囲気に ひきづられたっぽい感じで最初はちょっとぎこちなく。 でも後半になるにつれていい感じに盛り上がっていったような。 自分たちのペースに徐々に持って行けたのかな? はっきり歌う少年のようなハイトーンボイスは健在だったし(笑) 福岡でいただいたCD−Rに入ってる曲、「WENDY」が良かったなぁ。 「ドンキホーテ型」っておもしろいタイトルの曲でもすごく盛り上がってた。 やっぱりVo.の声がとにかく印象的で独特なので、今後も東京でも どんどん名前を聞くようになると思う。
そして楽しみにしていた「白☆星新聞7月号」もGET出来たが、 なんとこれで最終号だった! レコ発をお祝いして3ヶ月だけ発行した 新聞だったらしい。 せっかくすごくおもしろいのに〜(笑) 更にはその新聞に書いてあったRUMTAG諸富さんから白☆星福本さん へのコメントに大爆笑! おもしれえ! 転載は著作権に引っかかるので遠慮しときますが、見る機会があった人は ぜひ要チェックで!(笑) 他の人のコメントもかなりおもしろかった。 LIVE後はみんなで大戸屋系定食屋さんへ。 後から来た特別ゲスト(笑) がおもしろすぎて大爆笑(笑) いや、いいキャラしてます。 楽しかった〜(笑)
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