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なぜオナゴはキムタクが好きか - 2002年04月24日(水) 雑誌アンアンの恒例の特集「好きな男、嫌いな男」で、SMAPの木村拓哉が9年連続「好きな男」の第一位に輝いたとか。 しかも二位に倍の差をつけて。 また「抱かれたい男」「結婚したい男」でも一位と、三冠を獲得したという。 結婚しようが、子供ができようが、相変わらずスゴい人気のようで。 (ちなみに「嫌いな男」の第一位は出川哲朗。哲ちゃんが一番キライだなんて、回答した女性ども、センス悪くないか? 男から見たら、そんなに嫌なヤツだとは思わない。多少声がでかすぎるとは思うが(笑)。もっと嫌なヤツは他にいるよ。) さて今回は、タイトルのように、なぜオナゴはキムタクが好きか?を考えてみたい。 キムタクはもちろん、男から見てもハンサムだなと思う。プロポーションはいいと思わないけど(笑)。 でも、顔がいいだけでは、もちろん、あのような超弩級の人気は獲得できない。 ハンサムということだけでは、彼に負けない芸能人は他にもいる。 僕が思うに、キムタクというひとは、不特定多数の女性にモテようという姿勢がまるでない。 つまり、ファン・サービスということをまったくしない。 それはもう、人気商売をやっているとはとても思えないくらい(笑)。 これは、新御三家、とくに西条秀樹や野口五郎などと比較すれば歴然としている。 二十代の人気まっさかりのころに、女性と堂々とつきあったり、あげくの果てに結婚したりするのは、アイドルという人気稼業では「自殺行為」である(…と長い間考えられてきた)。 だからヒデキもゴローも、いいかげんオッサンになってようやく結婚にふみきった。 しかし、そういう「独身であり続けること」で、人気を維持しようとしたところで、現実には彼らの人気は下がる一方だったから、ムダな抵抗ではあった。 ところが、キムタクというひとは、かなり若いうちからモデルの恋人がいることを明言していた。 多くの女性の支持を得たところで、しょせん、つきあえるのはひとりだけである以上、その恋人こそがいちばん大切だと考えていた。 たくさんのファンの気をひくことより、最終的にはひとりの最愛の女性のことを大事にする、そういう「非芸能人」的ないさぎよさ、そこにファンはひきつけられたのである。 ファンにとって、決して「都合のいい男」ではないのに。 二位の福山雅治も、けっこう「モテない、情けない時代のボク」をカミングアウトして、好感を得たけど、今はホンネを語るヤツのほうが強いといえそうだな。 (福山も、結婚しても人気が落ちないようなら、その魅力は「本物」といえるが、果たしてどうか?) あとは、「笑顔」だろうな。 キムタクは笑顔が実にいい。 大スターというものは、裕次郎や渡哲也が好例だが、例外なく笑顔がいいものだ。 ふだんは結構ゴーマンかましているし、愛想もそんなにいいとはいえないのに、キムタクがときおり見せる無防備な笑顔。 子供が母親にしか見せない笑顔という感じだ。 かなりキツイことを彼にいわれても、ゆるしちゃうだろうな、多くの女性は。 彼の「笑顔」は、年齢を問わず、すべての女性に有効な「切り札」だと思う。 要するに、天性のスターなのだ、彼は。 真似のしようがない。 当分、彼の天下は続くはず。タッキーでさえ、その牙城は当分崩せそうにない。 ...
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