まーくん的日常...まーくん

 

 

オトコのきらいなオンナ - 2002年05月05日(日)

女性の皆さんは、男性がどういう女性をいちばん嫌いかご存じだろうか?

不器量な女性かって?
答えはNOである。男性がいわゆる美人にしか興味を持たなかったら、人類の人口は減少の一途をたどっているに違いない。
きれいな女性はしょせん全体の1割程度なのだから、世の中の9割の男性が一生独身を通さざるを得なくなるってもんだ。

それとも、太った女性?
これもNOだ。それどころか、男性のうち30%くらいは間違いなく、痩せた女性より太めの女性のほうを好んでいたりする。どちらでもいい、というぐらいの考え方なら、過半数まで行くかも知れない。
女性の皆さん、ダイエットは、ほとんど無意味な努力のようで。

では、家庭的でない女性?
とんでもない。こんな男女平等が当然のご時世に、家事が不得意だからという理由だけで不合格にしていったら、相手なんて見つかりませんって。
テレビの「平成の常識 やってTRY」を見てみろっての。

では、一体何が正解か。

答えは「自分にうちとけてくれない女性」、これなのである。

意外に思われたかも知れない。女性はこういうポイントで男性を選ぶことは余りないであろうから。

よく少女漫画やジュニア小説で、主人公の少女の「憧れの君」となる男性は、おおむね切れ長の眼でミステリアスな顔立ちをした、あまり愛想のよくない、どちらかといえばその少女をむごく扱うような、薄情な男性だったりする。

女性は愛想のいいサービス満点な男性より、つれなく酷薄な男性に、えてして惚れてしまうようである。
つまり、「うちとけてくれない男性」にこそ、むしろ恋心を燃やしたがるのである。

しかし、男性はそういう傾向は極めて少ないといってよい。
どんなに美しい女性、愛らしい顔立ちをした女性でも、自分にうちとけようとする姿勢が見えないタイプは、即刻敬遠する。
よほど鈍感な男性、あるいはいくらつれなくされてもめげないタフな男性でない限り、しばらくコンタクトするうちに、その女性のことをあきらめるものなのである。

たとえば、他愛のないジョークを発し、それに対して笑ってくれるかどうかを見て、男性はその女性の自分に対する「親和度」を知るのである。
そこで女性がニコリともせず。こわばった表情だったら「こりゃあかん」と察知する、そういうことだ。

世間には、その美しい容姿のわりに、あまり男性に縁のない、つまりもてない女性が意外に多いと思う。
彼女たちはたいてい、自分の「殻」が硬く、男性とたやすくうちとけることが出来ないタイプである。それはほぼ、間違いない。

逆に、さほど大した容姿でなくても、妙にもてる女性が世の中にはけっこういる。
そういう女性は、まず例外なく、どんな男性とでもうちとけることが出来るタイプだといってよい。

そういう資質は生来のものであることが多いが、もちろん、努力によって獲得することも不可能ではない。
「殻」を打ち破ろうとする「意欲」がありさえすれば。

別におしゃべりがうまい必要はない。自分のことを語るよリ前に、相手のことをいろいろと聞いてあげる「聞き上手」になればいいのである。
恋愛とは、自分自身のプレゼンテーションである、そういうふうに思っているひとが世の中には多い。
が、本当はむしろ逆で、相手の情報をいかに引き出すかということが重要なのである。
自分のことは自分でわかっているのだから、あなたに必要なのはむしろ、相手が実はどういうひとかという情報。
「取材上手」が、恋愛の基本だと思う。

「モテる女性」「男性から好かれる女性」とは、まず相手に対して「笑いかける」ことで、まず「あなたに敵意や悪意、偏見といったものは持ってませんよ」と語らずに知らせ、相手のバリヤーを解除させることに長けたひと。
「モテない女性」「男性から嫌われる女性」「男性から敬遠される女性」とは、自分のほうからバリヤーを張って、相手をよく知ろうという努力をしないひとということだ。

相手が自分の好みのタイプでないからといって、愛想を出し惜しみするような女性、恋人以外には笑顔を見せてはいけないと思い込んでいるような、「殻」の固い女性。こういうのは、いくら絶世の美人であっても、男性としてみればノーサンクスなのである。

女性の皆さん、ゆめゆめお忘れなきよう。



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