![]() |
オンナのきらいなオトコ(前編) - 2002年05月07日(火) 前回のアンサー企画ということで、三回に分けてお送りしたい。今日はその前編。 女性の嫌いな男性、まあ、これはもちろん、女性の側から百万言をついやして言われてきたことで、いまさら男性である僕がどうこういったところで始まらないとは思うが、女性の皆さん自身もあまりよく気づいてないポイントが実はあると思うので、あえて書いてみたいと思う。 女性があげる嫌いな男性のタイプ、細かいポイントであげていくと、スゴいことになるよな。 いわく、 おなかの出た男性、汗っかきの男性、赤ら顔の男性、薄毛を変な髪型でごまかそうとする男性、体毛の濃い男性、額に脂が浮く男性、わきがのある男性、などなど。 このへんは身体的な問題。 会社のデスクで爪切りや鼻毛抜きをする男性、会社にくるとサンダルに履きかえる男性、センスのかけらもないジャンパーなど着て昼飯に出かける男性、何日も髪を洗わずフケが浮いている男性、おしぼりで手以外もふく男性、ナイロンの透ける靴下をはく男性、ダジャレを飛ばす男性、流行語を一年遅れで使う男性、声の大き過ぎる男性、エトセトラ、エトセトラ。 このへんは行動パターン、そしてセンスの問題。 浮気性の男性、ウソをつく男性、態度の傲慢な男性、暴力をふるう男性、セクハラ発言を平気でする男性、やたらベタベタさわる男性、なめまわすような視線で女性のからだを観察する男性。 このあたりは人間性、人格的な問題。 実にさまざまな理由で、(なかにはそんな些細な理由で嫌われるなんてなぜ?ってのもあるが)男性は嫌われているのである。 でもそういった細かい理由は、しょせん表層的かつ枝葉の問題であって、せんじつめれば、次の三点に集約されるのではないだろうか。 一、ケチな男性 世の中に、こういう男性が好きという女性は、たとえ彼女自身が徹底した倹約家であったとしても、「ひとりとして存在しない」と断言できる。 ケチな男性というのは、たとえ毎回恋人に食事をご馳走するような、一見度量の広いように思える男性の中にも、けっこう存在する。 そういう男性は、結婚したとたん「釣ったサカナに餌はやらない」とばかり、奥さんとなった彼女にろくにプレゼントもしなくなるし、外食することもなくなる。 つまり彼の「気前の良さ」は、結婚するための「手段」でしかなかったのである。 さて、その「隠れケチ」を見分けるには、どうしたらいいか。 まず、彼の服装をよく見ることだ。 質のいい、そこそこにお金もかかった、小ざっぱりした身なりをしていれば、まずは合格。 しかし、十年、ヘタすれば二十年前に買ったような、デザインの古い、しかもあまり上質ともいえない服を着ていたら、黄信号。 会うたびに、その手の、長年着ているような服ばかり着てきたら、完全に赤信号。 筋金入りの、いわゆる「どケチ」の可能性大、である。 ただし、世の中にはセンスがないが、単に「おしゃれ」に興味がないだけであって、女性のあなたが的確なアドバイスをしさえすれば、小ぎれいな格好に変身するタイプの男性もいる。 こちらは、まだ救いがあるので、いきなり×印をつけたら、気の毒というものだ。 が、その一方で、とにかくお金のかかる格好はごめんこうむる、近所の●トー●―カ堂や西●で売っているような服でも、「安いから」という理由だけで、平気で買って着てしまう「真性ケチ」も中にいる。 こういうひとは、恋人や奥さんがいくらアドバイスをしても「高い服は嫌い」とばかり、絶対うけつけようとしない。 コトが彼自身の問題にとどまっていればまだいいが、そういう男性は間違いなく、伴侶たる女性の服装、それからアクセサリや化粧品のたぐいにもケチをつけてくるに違いない。 「それいくらしたんだ。えーっ、そんな高いのか。ダメダメ、そんなの買っちゃ」 みたいなことを平気でいいかねない。 彼が単におしゃれに無頓着なだけでケチではないのか、それとも「真性ケチ」なのかどうかは、やはり、彼の住まいまで行ってみて確認するのがベストだろう。 家の中に、家具や家電製品などで、昔からのものがやたら置いてあったら、かなり危険度大。 なかなか古いものが捨てられず、そのために新しいものに買いかえようとしないことがミエミエだ。 ここ四五年、何も新しいインテリアを導入していないようだったら、たぶん結婚しても「私がお金を出すから」とあなたが言い出さない限り、何一つ新しい家具を準備しないはずだ。 こういうひとと一緒になると、金銭的なことでの心配はまずないだろうが、生活がまず楽しくないと思うよ。 いちいち、次買う予定の洋服やアクセサリのリストを亭主に提出して、チェックを受けなきゃいけないなんて、最悪でしょ? では、二番は中編にて。 ...
|
![]() |
![]() |