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オンナのきらいなオトコ(中編) - 2002年05月09日(木)

それでは、前回の続き。女性の嫌いな男性についてである。

二、理屈っぽい男性

おおむね女性は、頭のいい男性は嫌いではない。

実際、「頭の悪い男性のほうがいい男性より好き」という女性にお目にかかったことは一度もない。
まあ、この高等教育が一般化したわが国においては、「高学歴イコール高収入」の定理がほぼ成立するから、そうなんだろうけど。

しかしながら、女性の多くは、理屈っぽい男性は「大っ嫌い」だったりする。
この違い、わかっていただけるかな?

僕が会社に入ったばかりのころ、よく上司や先輩に言われた。
「理屈っぽいヤツは、女にモテないぞ」と。

最初はその言葉の意味があまりよくわからなかったが、女性とお付き合いをするような機会がふえてくると、実感としてわかるようになった。

デートでの会話などというものは、単純であればあるほどいい。
理屈っぽい会話(むしろ議論、ディベートに近い)を好むのは、明らかに男性だけで、女性はデートというプライベートな時間に、知恵熱が出るような話をすることをまず望まないということがわかってきた。

そもそも、リクツとかロジックとかいったものは、この「オトコ社会」を構築するために必要不可欠なアイテムなのであり、女性たちにとっては、それは男性サイドから「押し付けられた」ものなのである。
ひとを見かけで判断してはいけないとか、好き嫌いで差別してはいけないといった社会生活上の「ルール」は、いかにもオトコ社会的発想から生まれたものだ。
しかし、こと「恋愛」においては、唯一それが通用しない。

女性は、男性の大多数が大切なことだと信じている、
「待ち合わせ時間に遅れてはいけない」
「約束を土壇場でキャンセルしてはいけない」
といったルールを平気で無視する。
デートの待ち合わせに、時間ぴったりに、男性より早くあらわれる女性は、きわめて少数であることからも、それはよくわかる。

それを真剣に怒る男性もいるが、怒ったところで、女性が本当に反省するわけではない。
女性側は、男女間の交際は「ビジネス」ではないのだから、こういう「ルール無視」は、怒られる筋合いのものではないと思っている。

それでも納得できず、さらに彼女を責めたりすると、「わたしたち、性格が合わないみたいだから、別れましょう」なんてことを言われかねない。

社会における「絶対の論理」が、男と女の付き合いにもそのまま適用されるとは限らないし、そのへんの「機微」がわからない男性(いわゆるエリートと呼ばれる、高学歴の男性に多いようだ)は、女性にはまずモテないのである。

さて、三番は後編にて。


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