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オンナのきらいなオトコ(後編) - 2002年05月10日(金) さて、このシリーズの最終回。今日も「女性の嫌いな男性」について考えてみる。 三、女性なら結局、誰でもいい男性 世の中には、女性をあれこれ選り好みする男性が多い一方で、意外に多いのが、この手の男性だったりする。 女性なら誰でもよくて、それも「簡単に釣れる」女性ならなおのことケッコウという考え方の男性。 要するに、恋愛に関しては極度に「自己中」で「ズボラ」な男性。 自分から相手に「合わせる」ということはまずなく、ドデーンと座りっぱなしで、手を伸ばしたところにいる女性を口説く、そういうタイプ。 以前にも書いた、デブのU部長がいい例で、「イージー・ゴーイング」を絵に描いたような性格の男性。 口説くのに手間ヒマかかる女性よりは、すぐに落とせる女性をよしとするような、ローボール・ヒッター。 ブスでもなんでも、とりあえず「やれりゃいい」のである。 こういう男性は女性を「容姿」とか「プロポーション」とかの細かいことでフルイにかけたりしないので、一見、彼らは女性にとって、ありがたい存在のようにも思える。 が、果たしてそうだろうか。 女性なら誰でもいいということは、実は「誰とでも浮気をする」ということにもつながる。 独身男性なら、平気でフタマタ、ミマタかけるだろう。 彼らは、「いつひとりの女性に逃げられても大丈夫なように、二重三重に保険をかけておくのさ」なんて言い訳をしながら、「全方位外交」を続けるのだ。 既婚者の場合なら、何度バレようが懲りずに浮気を繰り返す。 奥さんが妊娠しているときに、「自分の(夜の)相手をしてくれない」という理由だけで、平気でよその女性とセックスしてしまうのは、たいていこの手合い。 もともと、相手は「誰でもいい」のだから、しごく当然のことなのである。 こういう困った性分のオトコに限って、見た目とかはそう悪くなかったりするから、じつに始末が悪い。 これまで上げて来た、「ケチな男性」や「理屈っぽい男性」は、深く付き合ってみなくてもすぐ正体がわかるので、付き合う前に「ノーサンキュー」といわれてしまう、つまりモテないのだが、この三番目のタイプは、付き合ってみないことにはその正体はわからない。 そして、この三番目のタイプこそが、女性の一番の「敵」だ。 前の2タイプなんて、「慣れ」さえすればどうってことはない。 が、このタイプに「慣れる」なんてことはムリ。 ましてや、彼らを「矯正」しようなどということは、到底不可能。 彼らが不誠実な行動を無反省に繰り返すのを、あきらめて見て見ぬフリをするか、それとも断固切り捨てるか。 そのどちらかしかない。 僕が見るに、多くの女性は、なかなかこの手の男性と「別れたい」と思っても、簡単に切り捨てられないのではないかな。 いったん付き合いを始めてしまい月日が経つと、情がうつるだろうし、つまらない男性だと腹を立てて別れてしまうと、そんなつまらない男性を選んでしまった自分の「人を見る目の無さ」と向き合わねばならず、辛くなるからだ。 だから、ずるずると関係を続けてしまったりする。 この手のオトコにひっかかりたくなかったら、きちんと付き合い始める前に、よくよく相手のことを冷静な目で観察する、そういう心構えが必要、ということ。 それが出来れば、恋愛検定一級合格間違いなしです(笑)。(シリーズ了) さて、ちょっとへヴィーなネタが続き過ぎたかも知れないので、次回はもう少し、お気楽なネタで書いてみることにしよう。 ...
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