日記帳




2007年10月14日(日) 記憶のつむじ

新聞の書評欄に載っていた画集の絵が、間違いなくそう遠くない昔に見たはずのものなのに、それがどこで(何で)だったのか思い出せず、うずうずしています。

一見すると、制服姿の女の子の前に道が伸びているごく普通の風景……と思いきや、彼女の二つに分けて結んだ髪の分け目がそのまま前方の道と繋がっている、という不思議な絵なのです。確実に見た、のですが、実物を見たのかテレビの美術番組で紹介されているのを見たのか、それも定かではありません。気になります。こういう時、頭の中の情報にインデックスを作ってぴぴぴっと検索できたなら、と切実に思います。

気になる気になる……と考えつつ斜め上方を見上げてみたら(何かしら思い出せそうで思い出せないものを思い出そうとする時、人はなぜ斜め上方をじっと睨むのでしょう)、勢い余って首の筋を違えました。痛いです。





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ほたる